新しい革靴を買うと、気分も上がりますよね。
革靴はしっかりしていますので、ちゃんとお手入れをすれば、長く履けます。
今回は、簡単な革靴の手入れ方法と最低限必要なクリームと道具をご紹介します♪
多くの人が靴の手入れでついやってしまう大きな間違いについても書いていますので是非最後まで読んで下さいね!
新品の革靴の手入れ方法は?
靴を買った時点では製造からの日数やお店での革の乾燥具合などに
個体差があります。
あまりしっかりとやる必要はないと思いますが、履く前のプレメンテナンスとして一通りのお手入れをしておくと安心ですよ。
また、革靴の手入れ方法は人によって好みがあり様々です。
ここでは、基礎となる手順をご紹介しますので、革靴の手入れってこんな流れなのか〜ということを知ってもらえたらと思います。
手入れの際に使うクリーム類や手順は革の種類によって違います。
ここではスタンダードなスムース革の手入れ方法をご紹介します。
(スムース革とは、簡単に言うと表面に光沢がある革で、代表的にはスーツ用の革靴があります。)
一般的なスムース革は覚えてしまえば誰でも出来ます。
あなたも自分なりの手入れ方法を確立すると、靴にさらに愛着がわきますよ♪
それでは具体的な手順を説明していきます。
革靴の手入れの手順
② 布に汚れ落とし用のクリーナーをつけて靴全体にぬる
③ 布で乾拭き
④ 保質用のクリームを靴の全体にぬり込む
⑤ ブラシで余分なクリームをとりつつ馴染ませる
⑥ きれいな布で磨く
保湿用クリームの中に油分が含まれていますし、防水スプレーは革の表面に薄い膜を作りますので、革が呼吸出来なくなります。
革が呼吸出来なくなると、乾燥したりヒビわれたりしますので、あまり頻繁にしない方が良いでしょう。
では次に、手入れで使用するクリーム類を説明していきます。
革靴の手入れに必要なクリームは?
革靴のお手入れに最低限必要なクリームは、
クリーナーと保湿用のクリーム、色を付ける用のクリームの3つだけです。
色々なタイプのクリーナーやクリームが売っていますが、それぞれのメーカーで成分の配合が違ったり、用途が違います。
ここでは初心者でも簡単に使いやすいベーシックなものを紹介しますので、慣れたら他のメーカーを使っていくと良いですよ!
それぞれを詳しく見ていきましょう。
革靴のクリーナーのおすすめはコレ!
クリーナーはクリームタイプ、液体タイプ、泡タイプがあります。
クリーナーの役割は、革についた汚れを落とすためと、革の毛穴に入り込んだ前回のクリームを落とすため。
時間の経ったクリームがついている上からクリームを塗ると、革が呼吸できなくなり劣化を早めてしまう原因になりますので、お手入れのさいには必ず革靴の手入れにクリーナーを使うことをオススメします。
クリーナーは種類がたくさんあって、初心者のうちは迷うと思います。
そこで初心者にもオススメで使いやすい、代表的なものを紹介します。
このリムーバーの特徴は、液体タイプで染込みが良い点。
革の中まで染込むことで外側についた汚れだけでなく、汗などの内側から染込んだ汚れを浮かせて除去してくれます。
汚れを取ると同時にカビの対策もできますし、中の汚れを取ってくるので新しくぬるクリームの染込みがよくなります。
わたしは仕事上たくさんのクリーナーやクリーム類を使ってきましたが、このメーカーは初心者に一番使いやすい上に、靴クリームメーカーとしてもトップクラスです。
実際、わたしが初めて使ったのもこのM.モゥブレイでした。
伸びも良くてとても使いやすいですし、クリーナー以外もオススメのメーカーですのでチェックしておくことをオススメします。
さきほどのM.モゥブレイは液体でしたが、こちらはジェルっぽい感じです。
染込みやすく、伸びやすいので靴のメンテナンスが楽しくなります。
こちらは実際にプロの靴磨きの方でも使われていて、信頼出来る使い心地でオススメです!
ここで紹介した2つとも、スムース革全般に使えますし、とりあえず初心者のうちはこの2つをおさえておけば失敗せずにすみますよ!
革靴の保湿クリームのおすすめはコレ!
革は人間の皮膚と同じで、保湿してあげることが大切です。
先ほどのクリーナーで革の汚れをとったら、保湿してあげるという流れで革靴は長持ちします。
また、玄関先で片手で磨けるようなタイプのシューポリッシュも売っていますが、あれは艶を出すためであって、保湿になるような成分が入っていませんのでご注意を。
クリームには乳化性と油性がありますので用途によって使い分けましょう。
ここではスムースレザーに使いやすい乳化性のクリームを紹介します。
乳化性クリームの代表的なもの
乳化性クリームは初心者には一番使いやすいと思います。
柔らかい使い心地で、革に染込みやすく、保湿してくれるので革がしっとりと柔らかくなります。
・SAPHIR(サフィール)ビーズワックス ファインクリーム
あたりが有名どころで使いやすいと思います。
全体に塗るのはニュートラル(塗ると無色になる)を使用しましょう。
ニュートラルと、靴に合った色のものを各1つ持っておくと便利です。
つま先やカカト、よく曲がる場所は傷がつきやすく色が抜けやすいので、
その時は、靴の色に近い色のクリームを色が抜けた部分にのみ塗りましょう。
よく色のついたクリームを靴全体に塗る人がいますが、全体に塗るのはニュートラルの色がつかないものを塗ります。
傷や色のなくなった部分のみ、色のついたクリームをぬって下さい。
色が抜けていないところは本来の革の染色の色がありますから、全体に色付きを塗る必要は全くありません。
ここが多くの人が間違いやすいポイントですので、覚えておくといいですよ。
今紹介したメーカーでは多彩な色合いが販売されていますので、きっと靴に合う色が探せますよ!
革靴の手入れに必要な道具は?
手入れする際に必要な道具ですが、
ベーシックに揃えておきたいのは
・ブラシ(馬、豚)
・布
くらいです。
あとは好みで、
・細かいところに使える細めのブラシ
・色によってブラシを変えたり
・シューツリー(シワを伸ばす道具)
・磨く用のグローブクロス
など揃えようと思えばいくらでも道具やグッズがあります。
最初は色々と揃えるのがあるのでバラバラで買うよりもお得な
M.モゥブレィのシューズクリーナーなどが一式入ったシューズケアセットもオススメです。
シューケアセットは革靴の手入れの手順に沿って、これがあれば手入れできるという道具が全て入っています。
とりあえずこのようなセットを持っておいて、他の道具類は靴の手入れが楽しくなったら追加で揃えていくというのが失敗が少ないと思います。
他に必要なものは、自分の靴の色に合ったクリームくらいですかね。
新品の革靴の手入れ方法は?必要なクリームと道具をご紹介!まとめ
靴のお手入れは、人により、革により、靴の状態によって変わります。
どんなに良い洋服を着ていても、靴が汚いとそれだけで台無しになります。
大切な靴を長く履くために、適度なお手入れをしてあげてくださいね♪
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