冬、なんだか気温が低くなってからiphoneの充電がなくなるのが早くなった…ってことないですか?
バッテリーの減りが早いと、いざ使おうと思った時に落ちたりして困りますよね。
そこで今回は寒い時になぜ、iphoneのバッテリーが急に減ってしまうのか?
急激にバッテリーが落ちる原因と、対策はなんなのか?をまとめました。
iphoneは寒いとバッテリーが減る?!
冬の寒い時期に、充電がたくさんあったはずなのに、急に大幅なバッテリー消費されていることってありませんか?
夜には満タン近くあったバッテリー表示が、冬の朝起きてiphoneを見ると急激に減っていて「へ?」と思ったことある人も多いと思います。
その原因は、iphoneに使われている電池の種類が関係しているんです。
iphoneのバッテリーには、リチウム電池という電池が使われています。
(※ちなみに、電池とバッテリーはほぼ同義語です。)
どんな電池でも、温度や湿度などの利用環境が決まっています。
電池は化学反応で放電しているのですが、化学反応というのは温度にとても関係するのです。
なので、ある一定の温度以下になるとバッテリーの電圧不足が原因で起動力が低下します。
このある一定の温度以下というのは、iphoneの場合、
引用元:https://support.apple.com/ja-jp/HT201678
とappleのサポートページにある通りなんですが、
これはiphoneを使う時、この気温外では急激にバッテリーの性能が落ちる可能性がありますよという事です。
先ほども書いたように、放電する際の化学反応というのは温度にとても関係します。
また、外でiphoneの電源が急に落ちて家に帰って充電器をさしたら、急に30%になった!なんで?!ということありませんか?
この場合は、寒さでバッテリーが電圧不足になり性能が落ちているというだけで、消費しているわけではないんです。
要は、機能停止した状態になり(その間にも最低限の消費はありますが)
その後、正常に動く環境に戻ったときに、実際には使えるバッテリーの残りの容量が表示されるため「急に充電が増えたように」表示されるのです。
また、iphone本体の素材が金属製であるため、より冷えてしまうことも考えられます。
金属製のものはプラスティックに比べて
「本体自体が冷えやすい」→「バッテリーもより冷えてしまう」
ということも1つの理由なのではないでしょうか。
ただ、冬でも、あきらかに0°あたりの気温じゃない時にバッテリーの減りが異常に早かったり、フリーズや電源が落ちるなど、動作に不具合がでてしまう場合は、バッテリーの劣化も考えられます。
iphoneが寒いときに落ちる前の対策!
iphoneがすぐに落ちてしまわないように、自分で出来る対策をまとめてみました。
まず、有名なのが機内モードの設定にしておく方法。
もし電話やメール・ラインなどをせず写真だけ撮りたい場合や、通信の必要がないアプリを使用する時などは機内モードにしましょう。
この機内モードは、飛行機に乗る時に、通信しない設定をするためのものです。
通信をしないとバッテリーの温存にもなりますので、
電池のもちがよくなります。
ですが、寒い時でも通信が必要な場合の方が多いかと思います^^;
そんな時におすすめの対策方法は、
・上着の内ポケットに入れる
・上着より内側の服のポケットに入れる
・本体全部を覆うケースをつける(手帳型など)
・防水ケースに入れる
・スパイベルトに入れ、上着より内側にタスキがけする
・ネオプレーン素材のケースに入れる
・間接的に靴下用カイロで暖める
・iphoneを入れる鞄の中にカイロを入れておく
(絶対にくっつけないこと!!高温になりすぎるとバッテリーが爆発する恐れがあります)
などがあります。
とりあえず、なにかの方法で直接iphoneに寒気をあてないようにして、iphoneの温度を上げることしかありません。
気温が寒い日などは、ダウンなど上着の中に着ている服にポケットがついていたら、中の服のポケットにiphoneを入れてみて下さい。
それだけで電池の減りがかなりマシになると思います。
実際にわたしは冬に登山するときなどは、1番外の上着にはiphoneはいれないようにしています。
上記のようなことをしてみても電池がすぐなるようであれば、バッテリーの劣化が考えられますので、バッテリー交換を検討してみてもいいかもしれません。
まあ、その場合は冬に限ったことじゃないかもしれませんが^^;
また、暖めるといっても、キンキンに冷えたiphoneに、直接ホッカホッカのカイロをあててしまうと急激な温度変化により
バッテリーの自体を劣化させて寿命を縮めてしまいますので、直接のカイロ、ドライヤー、ストーブで暖めるのはおすすめしません。
こんな風に急激に暖めてしまうと、それだけで故障の原因になります。
あくまでも自然な温度の上昇であることがバッテリーを痛めない方法です。
また、急激な温度変化で画面が割れたりすることもあるようです^^;
急激にiphoneの温度を上げてしまうと…
iphoneが冷えすぎている状態で、カイロ、ドライヤー、ストーブなどで急激に暖めてしまうと、バッテリーの劣化だけではなくiphone内が湿る場合があります。
寒い日、窓に水滴がついたり、くもったりと結露しますよね。それと同じ状態がiphone内で起こっているのです。
実は、ジョギングなどの運動による汗や湿気も同じで、あまりiphoneにとって良いことではありません。
湿気をとるにはジップロックに乾燥剤をiphoneと一緒に入れておくのがオススメです。
さらに、キンキンに冷えたiphoneが電源が落ちている場合は、充電器をさす前に少し室温にならしてからの方が安心です。
iphoneは寒いとバッテリーが減る?!冬にすぐ落ちる前の対策はコレ!まとめ
iphoneが使えないとかなり不便になりますよね^^;
是非、対策をとって寒い冬でもiphoneを快適に使いましょう!
氷点下では機能停止してしまう構造上、0°近い温度、0°以下の場所にいるときは外では
使わない方がいいですね。
わたしも冬は気をつけて上着の外ポケットには入れないようにしています。
出来るだけ、肌に近い服のポケットに入れておくだけでも全然温度が変わるので、
iphoneが急に落ちるということはなくなりましたよ。
参考になれば幸いです♪
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