調理師試験を独学で一発合格する勉強方法とオススメ参考書。

調理師試験独学

飲食店関係で働いているなら、持っておきたい調理師免許。

取得するには条件が必要ですが、条件がクリアできれば是非受けましょう!

実際に調理師免許の試験を受けて一発合格した経験から、

独学での効率的な勉強方法オススメの教材を紹介します。

勉強方法を先に知りたい方は、目次から「勉強方法」へ飛んでくださいね。

スポンサーリンク

本コンテンツでは掲載中のECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

調理師免許を独学で取得するには?

調理師免許を取得するには、2つの方法があります。

1つは①調理師養成学校へ行く方法。

もう1つは②調理師試験を受ける方法です。

独学で調理師免許を取得するとなると、学校へは通いませんので必然的に②の調理師試験に合格する必要があります。

まずは試験に受けるために必須となる項目の概要を確認しておきましょう。

調理師試験の受験資格

調理師免許の試験を受けるには、

①中学卒業程度以上の学歴
②厚生労働省令で定められた施設や飲食店で2年以上調理の職歴

の条件をクリアしなければいけません。

①の中学卒業程度以上の学歴は、おそらくほとんどの人がクリアしている思います。

②に関しては、飲食店や施設などの対象となっている業務で2年の実務経験が必要となります。

2年の実務経験を経て、雇用主から調理業務就業証明書を書いてもらい、願書と一緒に提出します。

ちなみにこの実務経験は昔アルバイトしていたファミレスや居酒屋でもイケますし、複数の職場で合算して2年以上ならOKとなっています。

その場合には、それぞれの職場で調理業務就業証明書を発行してもらう必要がありますので注意して下さいね。

調理師試験の受験費用は?

調理師の試験を受けるにあたって、必要な費用をまとめました。

受験料以外にも色々な費用がかかるので、ざっと計算しておくと良いと思います♪

◎受験料
6,100円~

調理師免許の受験料は、都道府県によって変わります。

だいたい6,100円くらい~のところが多いようですが、正確な金額は自分の受ける都道府県の料金を確認してくださいね。

◎卒業証明書
数百円

わたしは最終学歴の専修学校で発行してもらいましたが、費用は200円でした。

学校によっては500円くらい必要なところもあるみたいなので、こちらも卒業された学校に問い合わせるなどしてください。

ちなみにわたしは発行手数料200円分の切手、84円切手を貼った返信用封筒、ネットからダウンロードしてコピーした申込書と一緒に送りました。

◎証明写真
700円~

願書に添付する、証明写真が必要です。

◎戸籍抄本
450円

戸籍抄本は卒業証明書や調理業務就業証明書と、今の名前が違う人のみ必要になります。

(戸籍抄本の金額って全国統一なのでしょうか・・調べましたが、わかりませんでした^^;)

以上が受験費用となります。

人によって多少金額が変わりますが、わたしの場合の受験費用は7,450円でした。

上記以外に必要なのは、試験会場までの交通費です。

また、注意しておきたいのが、試験に合格すればそのまま調理師免許が発行されるわけではありません。

試験に合格したら、必要書類を添えて免許取得の申請をして、免許取得となります。

免許を申請する時にも費用がかかりますので注意してくださいね。

難易度は?

調理師免許は、国家資格です。

国家資格と聞くと難しそう。。。

と思うかもしれませんが、全国的な平均では合格率6割といわれています。

国家資格で合格率6割というのはわりと高いほうだそうで、わたしの職場でも受けた人は皆さん一発合格していました。

ただ、都道府県によって合格率が違うので、気になる人は都道府県別の合格率を調べておいてもいいかもしれません。

試験はマークシート4択で、「正しいもの」か「誤っているもの」を1つ選びます。

6科目、100点満点中の60点以上で合格ですが、

各科目で平均点を著しく下回る場合は、60点以上あっても不合格となります。

ということは、全体的に点数をとる必要があるということですね。

ちなみに個人的に都道府県によって問題内容が違うことも、合格率が違う要因の1つだと思います^^;

独学のメリット・デメリット

調理師 試験 独学

実際に独学で調理師試験を受験して思ったメリットとデメリットを紹介していきます。

メリット

まず、独学で受験する一番大きいメリットは安いことです。

調理師免許を取得するために調理師養成学校へ通うとなると、100万円以上かかります。

独学で受験する場合には、実際に調理業務されている方も多いかと思いますので、

お給料をもらいながら資格も取れて一石二鳥です。

さらに、現場で得られることが多く仕事で普通にやっていることが試験内容に出てきたりするので、問題を解く力も自然に身につきます。

仲のいい職場では、実際に調理師免許を取得した先輩からアドバイスをもらえることもありますよ!
(職場によると思いますが^^;)

デメリット

独学で調理師試験を受ける時のデメリットとしては、モチベーション維持ができるかどうかです。

人によるかもしれませんが、働きながら勉強するというのはなかなか大変なことです。

試験勉強なんて何年ぶり?!という人も多いかと思いますが、一人で勉強し続けるモチベーションはすぐに切れます笑。

主婦の方も多く受けられますので、家事と仕事と試験勉強のバランスを上手にとっていく必要があります。

家族のサポートを受けられるように、うまく立ち回りましょう^^

家族へ問題を出してみたり、家族から問題を出してもらったりと、たまには遊び感覚で家族を巻き込むのも一つの手ですよ♪

調理師試験の勉強方法

調理師試験を受けるなら、一発合格したいですよね。

できるだけ時間をかけずに効率よく勉強して、試験を突破したいものです。

ここからは試験までの勉強時間・参考書・勉強方法を詳しく紹介します。

とてもオススメの方法なので、ぜひ参考にしてくださいね!

勉強時間は?

調理師試験を受けれることが確定したら、すぐに参考本を購入することのがオススメです。

人によって勉強時間は違いますが、大体3ヶ月前くらいから勉強する人が多いようです。

私の場合は、2ヶ月前に参考書を買いました。

参考書は教科書的なテキストで、とりあえず毎日一つの項目を読み進めることを目標にしました。

具体的な勉強方法は後ほど紹介しますが、本腰を入れて勉強したのは2週間前からです。

勉強方法を紹介

今回紹介する効率的な勉強方法は、以下の流れです。

① 参考書を完読する
② 過去問をとく
③ ②で間違ったところのみ参考書を読みかえす
④ ②に戻る
⑤ 都道府県の過去問をとく

この流れで勉強することで、自分のできない箇所だけを効率よく勉強することができます。

④まででも合格する人もいると思いますが、私は⑤をやっておいて本当に良かったと試験中に思いました。

詳しく説明していきます。

スポンサーリンク

① 参考書をとりあえず読む

調理師試験の勉強は、まず参考書を読むところから始めましょう。

参考書は各メーカーから出ていますが、とりあえず1冊だけで大丈夫です。

参考書を購入したら、とりあえずザーッとで良いので1冊読みましょう。

この時、無理して内容を覚える必要はありません。

私もそうだったのですが、どうしても「覚えなきゃ、覚えなきゃ。」と思ってしまうのですが、

まずはどんなことが書いてあるのか?を知る程度で大丈夫です。

1回読んだだけで、本の内容を丸暗記できる人はそういないと思いますので^^

✔︎まずは1冊まるまる目を通しましょう。

② 過去問をとく

参考書を1冊読み終えたら、次は過去問にチャレンジしましょう。

本屋さんやネットで売っているものを、1冊だけで良いです。

間違っても良いです。

1回目に全然とけなくて、不安になる人もいるかと思いますが、1回目で完璧にできるはずはないので。

✔︎とりあえずの気持ちで過去問を解いてみましょう

③ 間違ったところのみ読み返す

過去問をといていくと、必ず間違える問題があると思います。

この間違えた問題のみ参考書を読み返しましょう。

一問一問読み返すのは面倒臭いですが、この作業が遠回りに見えて実は効率が良い方法なんです。

間違った問題を片っ端から読み返すと嫌でも頭にすりこまれますので。

逆に正解しているところは理解できている証拠なので、読み返す時間がもったいないですよね。

先ほども書いたように、全体をバランスよく理解しておく必要があります。

自分はどの科目のどんな内容の部分が理解できてないのか?を知って、そこを覚えていけば良いですよ^^

✔︎間違ったところのみ参考書をチェックしましょう

④ 繰り返す

過去問をときつつ、間違えた問題の内容を参考書で確認する作業を繰り返していきます。

この繰り返しがとても大切で、調理師試験では計算などはありません。

どれだけ覚えているか?だけで良いので、回数を重ねるほど合格しやすくなります。

過去問をといたら、わからない部分のみ参考書を引く。

参考書は辞書的な感じで捉えると良いかもしれません^^

✔︎繰り返しが大切です

⑤ 都道府県の過去問をとく

もし、受験する都道府県をネットで検索してみてネット上に過去問が掲載されていたら、必ずやってください。

都道府県によって問題の出し方の傾向が少し違うように思います。

私は試験前の2週間くらいは、受験地の過去問のみ繰り返し解くようにしました。

私が受けた年の問題にも、過去問と同じ問題がまるまる出ているのがありました。

本での過去問を何回か繰り返す→都道府県の過去問を繰り返す

に切り替えるようにすると良いかもしれません。

同じ問題を何度も解いて、100%の正解率に少しでも近づけるようにしましょう。

ただし、問題と回答の丸暗記はだめですよ^^

問題内容を読んで、理解した上で答えを覚えるようにすれば、正解率はかなり上がるはずです。

✔︎都道府県の過去問も要チェック

\ワンポイントアドバイス/

受験勉強を少しづつし始めたら、日常の中でも思い出すようにしましょう。

・スーパーに買い物している時に、原材料をみて必須アミノ酸はなんだったかな。
・この野菜のビタミンなんだっけ
・このお肉や魚の食中毒は何だったかな

など、普段の生活の中で関連づけて思い出すようにすると、かなり頭に残りますよ^^

とてもおすすめの方法なので、ぜひ実践してみてくださいね!

おすすめの参考書

今回紹介した勉強方法で、私的にとても使いやすかった参考書を紹介します。

私が使った参考書なのですが、調理師試験対策テキストとして書店の売り上げNO.1だそうです。


このユーキャンの参考書と下の過去問をセットで使うのがおすすめです。


この過去問には一問づつどの都道府県の問題かが記載されていますので、傾向が何となくわかります。

さらに、参考書の方の何ページの内容の問題かわかるようにそれぞれの問題の内容のページが書いてあるんです。

なので間違えた問題は参考書のそのページを開けば良いだけなので、いちいち探す手間がなくて本当に便利でした^^

他にも人気のある「調理師読本」もありますが、どちらか1冊を選んだら、それを読み込む気持ちで勉強すると良いですよ^^

また、各都道府県で実施される講習会に参加すると、勉強をする時のコツが掴めるかもしれません。

一度、受験地の講習会もチェックしてみてくださいね。

調理師試験を独学で一発合格する勉強方法とオススメ参考書まとめ

せっかく勉強するなら、一回で受かりたいですよね!

モチベーションの維持が難しい時もあるかもしれませんが、ぜひ頑張って調理師免許を取得してくださいね^^

この記事を読んでくださった皆様が無事に合格しますように、お祈りしておきます(-人-〃)祈

スポンサーリンク



コメント

タイトルとURLをコピーしました