ハンドメイド販売で売れない人が知りたい売れる商品の作り方とは?

ハンドメイド販売と一口にいっても色々なジャンルがありますよね。

ジャンルによって売れるものは違って当然です。

でも、ちょっとした考え方1つで売れ行きが良くなる商品を作れるコツがあるんです。

今日はそんなお話を5つしたいと思います。

ここではアクセサリーやバッグ作りを例えに出していますが、それ以外の作品を作るときも同じように考えて下さいね。

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ハンドメイド販売で売れる商品の作り方とは?

売れる商品というタイトルから、具体的や作品を思い浮かべた方もいるかもしれませんがここではどのような考え方で自分の作品を売れるように作るか?について書いています。

始めから少し辛口ですが、自分の作品は自分で考えて作っていくしかないです。

この作り方でこの方法で作ると必ず売れます!というものがあっても、誰も教えません笑

その方法を自分で身に付けていかないと、ハンドメイド作家を続けていくのは難しいと思います。

自分で考えながら、改善しながら頑張っていきたい!という人へ向けた内容になっています。

まず、第一にあなたの好きなものや作りたいもの=売れるものではないということを念頭におきながら読み進めてくださいね^^

季節を意識する

季節を選ばない作品もありますが、アクセサリー、バッグ、洋服などは季節感を意識して作ったほうが良いです。

素材や色、デザイン、パーツなど「春らしい」「夏らしい」などが区別されている方がお客様の心に響きやすいと思います。

特にminneなどのネットで購入される方は主婦の方が多いので、入園準備、入学準備、赤ちゃん用品などは自分で作れないけど、可愛いものが欲しいと思って探す人は一定数います。

また、ひな祭り、こどもの日、母の日なども市販にはないこだわりのあるものを探す人はたくさんいます。

イベントにまつわる作品は需要もありますし、早めから準備しておきましょう。

ネット販売されている方は1〜2ヶ月前にはUPしておくといいですよ^^

ぎりぎりに作品登録しても、探している人の目にとまらなければ売れませんし、早めにUPしておけばサイト内の特集ページに掲載される可能性もあります。

1年を通して年代別のママさんの需要があるものを作るとか(ママさんじゃなくてもいいです)季節が出来るだけ途切れないような商品を作り続けるのも1つの手です。

売れる月と売れない月の浮き沈みは大半の方は必ずありますし、長くやっていけば自分でデータ化出来ます。

今では季節ものは多くの作家さんが同じように販売していますので、

よく売れている人はなぜ売れているのか?を自分なりに考えてみてください。

マザーズバッグならサイズが良いとか、持ち手の長さが良いとか、ポケットがたくさんあって使いやすそうとか、便利なパーツがついているとか。

アクセサリーなら、入学、卒業に付けられそうとか。

季節をイメージしたものを先取りで販売していくのも戦略の1つですよ^^

お客様を意識する

これは他の記事でも書いていますが、ハンドメイド作品を売るときにはビジネスの基本であるターゲティングがとても重要です。

例えば、

・10代の学生に好かれそうなデザインのブレスレットで値段は3,996円。
普段使いに良さそうなさりげない感じとサイズで、天然石を使った本物志向の方オススメ!

・30代のOLに好かれそうなデザインのブレスレットで値段は3,996円。
普段使いに良さそうなさりげない感じとサイズで、天然石を使った本物志向の方オススメ!

では売れ行きが全く違います。

10代の若者をターゲットにしても、アルバイトで稼いだ微々たるおこづかいでは4,000円近いアクセサリーを頻繁に買うことは出来ないでしょうし、もしお母さんが娘の為のプレゼントとして選んだとしても毎月売れることは難しいと思います。

一方で30代のOLであれば、自由に使えるお金がある方が多いでしょうし、普段使いなら職場に付けていったりも出来るかも。と、使っているシチュエーションをイメージ出来ます。

自分でも何かを買う時に使用しているところをイメージすることってありませんか?

特に女性の場合、感情に訴えかけると購買意欲が高まりやすいので付けているイメージや付けていく場所のイメージが出来る作品だと購入されやすいです。

ネット販売での着用写真もそうですよね。

サイズ感がわかりやすいのはもちろんのこと、自分がそのアクセサリーを付けたところをイメージしやすくなるので購入に繋がりやすいです。

・年齢
・性別
・使うシチュエーション
・職業

のモデルを考えておくといいかもしれません。

このモデルを1人に絞る必要はないですし、作品ごとにモデルを変えてシリーズ化するとファンがつく可能性もあります。

よく、ファッション雑誌などで「ミューズ」という言葉が使われていますが

「ミューズ」はギリシャ神話に出てくる女神で芸術や音楽をつかさどる9人の女神のことです。

この女神からインスピレーションを得て創作意欲を刺激され、デザイナーや作曲家が新しいものを生み出すという意味から来ています。

少し意味合いは違いますが、ターゲットを設定することが難しければあなたなりの「ミューズ」を実際の芸能人でも友達でもいいので、どんなものが好きそうかな?と
考えてみるといいですよ^^

流行を追いかけすぎない

流行っているものが売れそう!と思ってついそっちに流れてしまう方、結構いると思うんです。(わたしが見てる限りですが^^;)

でもそういう方って、次から次へと新しいことしていて、一体何者なんだろう?って思っちゃうんです。笑

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次から次へと流行っているもの作ってるってことは、いつもそのジャンルの初心者ってことですよね?

わたしがハンドメイド作品を購入する側だったら、こだわりを持っている方の作品がいいので、色々やっちゃってる人からは買いません><

例えば…

・消しゴムハンコとそのデザインを使ってハガキや封筒などの文具グッズを販売しているとか

・自宅でアロママッサージをしていて、アクセサリー製作もしているが、
アロマの特技を活かして、ピアスやネックレスにお客様のご希望にあったアロマを入れるとか

なんか関連性があるのはいいな、と思うんですが

実際にわたしの周りの主婦で中途半端(?)にハンドメイド作家をやっている方が数名いて…

1つ1つの期間は数年だったり、すぐやめたりしているみたいですが

ロゼッタ

アロマ系(石けんやスプレー)

カラーセラピー

タロット

刺繍ブローチ

フェルトで作った人形やブローチ

現在活動休止

みたいな人がいます(´⊙ω⊙`)

流れ的には理解出来るんです。それぞれを組み合わせてイベントに出てたりもしてましたし。

でも、きっとこの人は「楽しいからやっちゃえ〜」みたいな感じで利益とかは二の次なんじゃないかな?と…

アロマのスプレー作り(1,500円くらいだった)はイベントでもいつも大盛況で待ち時間が出るくらいで、イベントによってはカラーセラピーとセットにしたりしていたようです。

で、ハンドメイド作家になりたい人って主婦の方が多いと思うんです(もちろんそれ以外の方もいらっしゃいますが)。

赤字覚悟でイベントを楽しむ遊び感覚ならいいんですけど…本当にハンドメイド1本でやってる人ってこんな流れで作品を作ったりしないと思うんです。

いくらアロマの資格とってても、さきほどのマッサージするくらい実力のある作家さんの方が信頼出来ますし、タロットだって本当に占って欲しかったらタロット占いの有名な人にやってもらいたいです。

だから、次々に流行ってるものや自分のやりたいことをやっちゃう人は、利益を考えるよりも趣味と割り切って楽しさを優先した方が幸せになれると思います。

ちょっと話がずれましたが、何が言いたいかというと、お金を頂いた時点で「プロ」じゃないといけないと思うんです。

素人から毛が生えた程度のやり方をしていても、それで利益を生み続けるのは無理だと思います。

自分のやりたいことや作りたいものがあるなら、その軸はぶらさない方がいいです。

そして作っていく中で、他にもやりたいことが出てきたら、上手くその2つを組み合わせることであなたのオリジナリティがどんどん深まります。

アロマ+アクセサリー

みたいに、かけはなれたジャンル同士でも組み合わせることで他の人にはない強みが生まれます。

頑張ってあなたの強みを探して、作品に落とし込んでみて下さいね^^

パーツだけの組み合わせでは売れない

洋服やバッグなどの型紙から作る作品ではなく、アクセサリーを作っている場合は

どんなパーツを使い、どう組み合わせるか?で売れるか売れないかが大きく変わりますよね。

この「どう組み合わせるか?」が”デザイン”になるわけですが、人に欲しい!と思ってもらうためにはそこにキラリと光るオリジナリティがやっぱり欲しいです。

巷には安いアクセサリーが山のように溢れかえっていますよね。

そこでの差別化をどうやって付けるか?を試行錯誤する必要があります。

・フルオーダー可能にする
・パーツから自作する
・希少なパーツを使う
・買う人のシチュエーションを意識する

ハンドメイドブームが盛り上がっていた初期の頃は、パーツのみの組み合わせだけでも売れていました。

でもハンドメイドが浸透したことで、お客様の目や感覚は以前とは変わっています。

価格以上にお得感があったり、イメージしてたものにピッタリだったり、量産にはない創作性の高いものではれば爆発的に売れたりはしないかもですがコンスタントに売れていくと思いますよ^^

今スタンダードになっているのは、レジンですが、他にもパーツから作れるものだったら

・シルバー細工
・ガラスを溶かしてパーツを作る
・折り紙を使って鶴や扇など小さいパーツを作る
・パーツの一部にレザーを使う

など実際にわたしの周りのハンドメイド作家さんの例をあげてみました。

レジンでも、セミオーダー制にして依頼主の猫の写真データをプラバンにプリントしたものをパーツとしている方もいます。

また、他の方がやっていないようなモノを入れるのも面白いですよね。

自分の身の回りや、自然の中にあるものでも何か組み合わせられるものってないかな?といつも考えていると、フッとアイディアがひらめいたりしますよ^^

という風に、同じ素材を使っていても単に組み合わせるだけなのか?それとも自分なりの差別化が出来ているか?で見てくれる方の反応は全く変わってきます。

技術力をアップさせる

わたしの知り合いで、天然石を使ったアクセサリーを製作・販売して生計を立てている人がいます。

その人の作る作品はパッと見でも素人ではない「技術力がある」ということがわかります。

真剣にアクセサリー作りをしたことがないわたしでも、そこらへんのハンドメイド作品とは全然、技術力が違うことがわかるくらいです。

そこまでストイックにいかなくても、技術力を上げる、新しい技法にチャレンジする。というのは自分の持っている才能を広げてくれることにもなります。

今までやってこなかったことを習得するのも意識してみてくださいね^^

ハンドメイド販売で売れない人が知りたい売れる商品の作り方とは?まとめ

自分のオリジナリティが出せるまで頑張ると、ファンがついてくれます。

「作りたいもの」とハンドメイド作品を購入する人は、なぜハンドメイド作品を購入するのか?を自分で考えていくしかないのです。

頭を使ってしんどい作業ですが、ここは乗り越えるべき壁と思って頑張っていきましょう^^

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