今回は、レザークラフト初心者でも作りやすいキーケースを画像つきで工程を紹介します。
長くなりますので、記事を分けて書いていこうと思います。
第1回目はレザークラフトでキーケースを作るときに必要な金具と革の紹介を詳しく書いています。
レザークラフトは、人それぞれの作り方があると思いますが、こんなやり方もあるのね〜と参考にしてみてください!
レザークラフトでキーケースの作り方
レザークラフトのキーケースって実はハンドメイドで作るの結構簡単なんですよね。
わたしは工業用の革用ミシンを使っていきますが、手縫いでもだいたい同じ感じで作れますので参考にしてもらえたらと思います。
デザインによりますが、簡単なデザインだと型紙2枚という少なさで出来るし、難しい計算もしなくていいですし。
型紙についてもまた詳しく書いていきますので「自分には無理!」と思っている方でも1度読んでみて下さいね^^
レザークラフト初心者でも、思っているよりも簡単にできるのでは?と思います。
もし型紙作るなんてやってられねー!という方は、無料もしくは有料で型紙のダウンロードをしているサイトを探すと良いと思います。
まずは、キーケースを作るときに必要な材料をそろえましょう。
早く作ってるところ載せろよ!と思われるかもしれませんが、金具、工具、革をきちんと選ぶことも大切です。
ちょっとしたことが、完成したときの大きな違いになりますよ^^
レザークラフトでキーケースを作るときに必要な金具
キーケースは材料も少なくて作れるのもチャレンジしやすいと思います。
最低限必要な金具は鍵を止める金具です。(当たり前か)
でも、キーケースの金具っていつも抜けちゃうんじゃないかって心配なんですよね。
きっとそう思ってる人多いハズ。。もっとこの頭が大きかったらいいのに。。
実店舗だと、東急ハンズ、ロフトとかユザワヤなどのレザー用品を扱っているところなら売っている可能性ありますので探されている方は行ってみて下さい。
強度に関しては、5年前に姉に作ったときもネットで購入したものだし、今も金具の故障はないので、今回もネットで購入しました。
今回わたしは、こちらのキーケース用の金具を使って作っていきます。
わたしは工具類は持ち合わせているので金具だけ購入しましたが、同じショップで金具と工具がセットになったお得なのを見つけました。
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これ、本気でかなりオススメです。
これからもレザークラフトをやっていきたいと思う方は工具を揃えるのは必須。
かといって、工具揃えるだけでも結構大変なんですよね。
わたしは職業柄、否応無しに揃えなければいけなかったので、必要な工具は全て揃えましたが^^;
特に、金具と工具って別々で買うことが多いんですが、この商品みたいに、金具を買うときに工具も一緒に買えると送料も1回分でいいし、同じサイズの工具を探す手間が省けます。
この、金具と同じサイズの工具を探すっていうのがまた大変なんですよね…
話がそれてしまいましたが、このタイプのキーケースの金具って手芸屋さんのじゃなくても、ブランドのキーケースでも金具がすぐダメになってしまうのもあるし、こればっかりは個々の差もあります^^;
当たり外れが激しいなんて、まるで家電製品のよう…
気になる方はこちらの記事もどうぞ
⇨ハンドメイドのキーケースの金具 通販で買ったパーツって丈夫なの?
あとは、デザインによって、表の留め具を何にするかです。
今回はこちらのバネホックを使いました。
バネホックとは、皆さんもよく目にしたことがある、パッチンと閉じたり開けたりする金具です。
サイズは13mmで、色はアンティークゴールドです。
他にも、マグネットやちょっと高度なデザインでは、ベルトで留め具を作ってもいいですし。
でも、初めからベルトを作ったりするのは大変なので、取り付けるだけで良いバネホックが一番簡単かなと思います。
このバネホックを取り付けるのに、必要な工具や取り付け方についてもまた別記事で詳しく書いていこうと思います。
ちなみに、画像右上の銀色のパーツは”ハンシャ”といって、裏側を隠す時に右下のパーツと組み合わせてつかいます。
これを使うと、表に響かないので、もし留め具を表に出さないデザインのときは”ハンシャ”を使うといいですよ!
レザークラフトでキーケースを作るときに使う革
今回は姉から頼まれたキーケースの作り替えだったので、革を選んでもらい、明るいオレンジが良かったみたいだったのでヌメ革にしました。
キーケース本体の内側も全面革にするので、薄めに漉いてもらいました。(機械で革を薄くすることを”すく”といいます)
レザー通販サイトでは、好きな厚さにしてくれるところもありますし、
ハンズやロフトに売っているA4サイズのカット革で厚みが良さそうであれば大丈夫です。
そのときに、重なる部分は重なる枚数分の厚みを把握してから購入しましょう。
1枚だと曲がりやすくても、2枚3枚と重なるようなデザインだと思っていたよりもゴツくなった…ということになります^^;
革の厚みの目安としては、小物類で1~1.5ミリくらいが使いやすいと思います。
キーケースは外側と内側の2枚を張り合わせるので、2枚を重ねて折り曲げた感じで良さそうな厚みを選びましょう。
しっかりしたキーケースにしたい場合は、2ミリくらいで作ると良いと思います。
ちなみに今回使った、このオレンジの芯通しのヌメ革は
大体20cm×30cmの約A4サイズで2,000円くらいでした。
わたし的にはちょっと高いですが、ヌメ革は長く使えますし芯通しされているとコバを磨いたときにも綺麗に仕上がります。
わたしはミシン派ですが、手縫いでレザークラフトされてる方はヌメ革を選ぶことをオススメします。
好みもありますが、クロムなめしやコンビなめしは手縫いには少し不向きな感じがします^^;
こちらが今回使う材料全てです。
今回は、デザインとして表側にベルトを付けることにしました♪
ベルト用のバックルはストックがあったのでそれを使いたいと思います。
この左のベージュのヌメ革と真ん中下のバックルは表の飾りベルト用のパーツです。
このベージュのヌメ革は何かのハギレ?で残っていたので、良さそうな幅と長さにとりあえずカットしておきました。
このあと、キーケース本体のサイズが決まってから飾りベルトの長さのバランスを見てカットしていこうと思います。
(こういうの、現物合わせってゆうんですよね^^;)
レザークラフトでキーケースの作り方 ①必要な金具と革の紹介!まとめ
レザークラフトといえば、皆さん手縫いでされてる方が多いですよね。
わたしは工業用の革用ミシンを使って製作しているので、個人でレザークラフトをされている方から見るとちょっと特殊かもしれません^^;
でもでも、手縫いにも応用できることはたくさんあると思うので、楽しんで読んでもらえたら嬉しいです♪
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