革の乾燥の見分け方!カサカサになる前に準備したい手入れ用品はコレ!

普段使う革グッズ、気付いたらカピカピに割れてた…

なんて経験はありませんか?

そうなる前に、革の乾燥に気付きたいですよね。

今回は、日常で使う革靴や革カバンなどの乾燥してる状態ってどんな感じ?という疑問にスポットをあてて解説!

乾燥してしまう前のケアとして、最低でも準備しておきたい革用品のケアグッズも紹介しています♪

どのくらいの革の乾燥具合なら、クリームで直せるかも画像で公開していますので参考にしてくださいね。

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革の乾燥の見分け方は?

一言で革といっても革には沢山の種類があり、それぞれ乾燥したときの表情が違ったりします。

自分のもっている革製品がどんな革なのか?というのは素人ではなかなか見分けがつかないことが多いです。(というか、長年革に携わっていても結構難しいものもあります^^;)

ですが、普段使っている革靴や革のバッグなどは、よほど大切にしている人でない限り、

当たり前化してしまっていて「わざわざ気に留めて見ることが少ない」ということもあると思います。

レザーについて詳しくなろうと思うと、沢山のレザーを見る必要がありますが、なかなかそんな時間やお金や労力を使うのは大変ですよね。

そこで、革関係を仕事にしていた経験で得た知識を使い、素人でもわかる革の乾燥の見分け方を伝授していこうと思います♪

まず、よく革は乾燥するとよくない。と聞いたことはありませんか?

わたしも当ブログ内で口酸っぱく(?)何度も「革に乾燥は大敵です!」と書いてきました。

でも、革が乾燥してる状態ってどんな感じかわからないのに、どうやって見分けるんだよ…と思う人もいると思います。

皆さんの持っているレザーグッズがどんなものかにもよるんですが、わたしの考えをちょっと書いてみます。

まず前提として、革財布・革ポーチ・レザーメガネケース・レザーキーケースなどの小物は、普段使うときに手で触るので比較的、乾燥しずらいかと思います。

というのも手の脂や摩擦熱により、革の油脂が表面にコーティングを作ってくれるという作用があるからです。

逆に革靴や革カバン、革ジャンなどは使うときに手で革全体を触らないので、表面がヒビ割れしてから気付くということになりやすいかなと思います。

なので、定期的に気をつけてチェックしてあげたい革グッズといえるでしょう。

ただ、財布でもキーケースでも、普段気に留めなくても乾燥していくことには違いないので、気付いたときには折れ曲がるところが割れてた…なんてことにならないようにしたいですね^^

ちなみに、同じ革でも、曲がるところやシワになっているところからやっぱり乾燥しやすいですね。

画像のやじるしのように、曲がってもシワやヒビのない状態が一番理想的です。

のちほど、完全に乾燥してしまっている革靴の画像を載せておこうと思います^^;

冒頭で書いたように、革の種類によってそれぞれ時間が経ったときの変化の仕方が違うのですが、いくつか簡単に乾燥を見分けられる方法を5つ紹介していきます。

触るとしっとり感がない

革にはオイルを含ませている種類のものや、元々革が持っている油脂があります。

時間の経過や使っている環境によって、内部のオイルがどんどん抜けてしまうとしっとり感がなくなってきます。

明らかにカサカサ・ガサガサ・ゴワゴワしている

これも先ほどと同じような感じで、色んな表現をした方が伝わりやすいかな?と思い、言葉を言い換えてみました。

人間でも乾燥しすぎた指先やかかとなど、乾燥し始めは「ん?なんか皮膚表面の違和感を感じるな…カサカサしてきたな…」程度ですよね。

でも、そこでクリームを塗らずに放置していると次の状態になります。

見るからにヒビ割れている

冬なんかは特に指先など、乾燥してくる最初の「カサカサしてるな…しっとり感ないな…」からさらに乾燥が悪化すると、ヒビ割れてカチカチになっちゃいますよね。

それと同じで革も乾燥しすぎるとパカッとヒビ割れちゃいます。

ヒビ割れが酷い状態までくると、クリームでのお手入れでは修復できなくなります。

割れたスジから革の内部が見えている

これはもう、元にもどらないくらい乾燥しきっています。

この状態では、専門店に出してパテで割れたところを埋める方法か、

自分で革に近い色のクリームを買ってきて塗り込むか、コロンブスのアドカラーという、革の補修用のものを使う必要があります。

※ただし、アドカラーは気をつける点がいくつかあります。また今後記事にしていきます。

角やフチなどの色が薄くなっている

革によっては、乾燥していくとだんだん革自体の色が薄くなっていくものがあります。

レザーバッグの底の角だけ色が薄なったり、白っぽくなっているのをみたことがありませんか?

あれは、摩擦によって表面がはがれてしまっているのもあり、革が乾燥してしまっています。

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革がカサカサになってしまいました

かくいうわたしも、この記事を書くのに乾燥してる革グッズないかな〜。

ないよね〜ちゃんと手入れしてるもんね〜と思ってたんですが、ありましたw

かなりいっちゃってるやつ。

でもこれくらいの乾燥具合なら、のちほどオススメするクリームで直ります。

この革靴はかれこれ10年以上のお付き合いで、かなりクタクタですがまだ今年の秋冬も履く気満々です。

皆さんが思っている、これくらいならクリームで大丈夫かな?という目安になればと思います♪

革用おすすめの手入れ用品!

革製品を長く愛用していくには、革の乾燥を防ぐことが1番大切です。

日頃のお手入れとしては、布での乾拭きや馬毛ブラシでのホコリや表面の汚れ落としで十分かと思います。

革のお手入れグッズは、沢山持たなくても、それぞれ必要なものだけもっておけばしばらく使えますよ。

ブラシ類

使っていても、折れ曲がっている部分や、革が重なっていて段差がある部分にホコリがたまってしまうことがあります。

そういうところは、ブラシで払っておきましょう。

汚れ落としクリーム

汚れ落としのクリームは、表面についた汚れをとるだけが目的ではありません。

前回のお手入れのときに塗ったクリームを拭き取るという意味もありますので、定期的なお手入れの際には使用することをオススメします。

保革クリーム

保革(ほかく)クリームは、革の乾燥を防ぎ内側からしっとりとした状態に保つためのクリームです。

色が抜けたところや、革の表面がハゲてしまい色がないところにのみ、色のついた保革クリームを使うようにしましょう。

普段の革の保湿には、無色・ニュートラルの表示のあるクリームを使うようにしましょう。

中にはクリーム自体が白いものもありますが、塗ると透明になって色はつきませんので安心して使って大丈夫です。

※あなたの持っている革グッズがヌメ革なら、下のページも参考になると思いますよ♪

ヌメ革について詳しく知りたい方はまとめページがオススメ

ヌメ革の手入れや日光浴させることなど、ヌメ革についての当サイトのブログ記事を1ページにまとめていますので「もっとヌメ革のことが知りたい!」と思う方はどうぞです♪

ヌメ革の日光浴やエイジングについてのブログ記事まとめページ

革の乾燥の見分け方!カサカサになる前に準備したい手入れ用品はコレ!まとめ

革の乾燥ってどんな感じか少しわかってもらえましたか?

新品で購入した革グッズなら、よほどの状態でない限り、あまり神経質になる必要はないです。

あなたの持っているレザーグッズが、どんな状態かを把握してもらえる目安となれば幸いです♪

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