使っていくとエイジングしていい味がでるヌメ革。
今回はヌメ革のハギレを使って、室内で日光浴した経過を大公開。
経年変化を楽しめるヌメ革がどのように変わっていくのかを、画像でわかりやすく比較してみました。
現在も実験中!随時更新していきますので今後の変化が気になる方はブログをブックマークしておくといいかもです♪
ヌメ革の日光浴を室内でやってみた
今回はヌメ革4枚のハギレを使って実験してみました。
それぞれの変化の違いを確認するために、条件を変えています。
今回実験する4枚のヌメ革の条件はこんな感じです。
①ニートフットオイルをぬって日光浴
②何もぬらずに日光浴のみ
③何もぬらず、日光浴もせず毎日布で磨く
④なにもしない
①と②のヌメ革を日光浴させる場所は、タイトルにもあるように室内の窓際に置いておきます。
③と④の日光浴をさせないヌメ革は、日光の当たらない部屋に置いておくのみ(=蛍光灯の灯りのみ)です。
ニートフットオイルは、レザークラフトでも使われるこちらを使っていきます。(かなり使いやすかったです!)
ただ、財布や手帳などのように、このハギレを日常で使用することはないので、使っていくうちにでてくる”クセ”や”味”とは少し違う変化の仕方になるとは思います。
このヌメ革たちがどのように変化していくのか?を比べてみるために、できるだけ長い期間、日光浴をさせて変化をみていきたいと思います。
今は夏なので季節柄、日光浴させる日数は少なくても十分変化しますが、画像左の①と②の2枚は、家の窓際にずっと置いて日光浴させることにしました。
もし途中で乾燥してきたら、クリームやオイルをぬって手入れしながら日焼けさせようと思っています。
7月の夏真っ盛りのピーカン照りの中の日光浴スタートなので、早く差が出てくるのは間違いないです。
この4枚がどのように変化していくのかが楽しみです♪
ヌメ革のエイジングの経過
ここではヌメ革の日光浴をはじめて1週間〜4週間の1ヶ月を1週間ごとに撮影したものを載せていきます。
画像では天気などで明るさを合わせきれてないので少々わかりずらいかもですが、
1週間ごとの変化がわかってもらえると思います♪
ヌメ革のエイジングの経過(1週間後)
さて、ヌメ革を日光浴させて1週間が経ちました。
4枚のヌメ革がどのようにエイジングしていくのか、経過を見てみましょう。
1週間経ったこの日は、雨だったので、日光浴させはじめた日と写真の明るさを合わせるのが難しかったですが^^;
多少、画像の色合いは変わっていますがそれぞれの変化具合が見てもらえると思います。
画像上が日光浴初日と下が1週間後です。
結構変化してますね。
やはり、窓際において日光浴させた①と②の変化が早いです。
特に、ニーフットオイルをぬった①が一番早いです。
日光浴はさせず、毎日布で磨いている③も、何もしていない④にくらべるとかなり色が変わっていて、日光浴させている②のほうに近い感じです。
さらに、毎日磨いているため、表面に熱が加わり②よりもツヤが出ているように思います。
実際に使用する財布とかなら、何もつけずに日光浴させた②あたりの色で日光浴は終わっていいとわたしなら思います。
(もう数日早くてもよかったかも?)
ですが今回は使うものではなく、ここで終了するとエイジングが進まないので、時間をかけて検証してみたいと思っています。
このまま継続して日光浴と手入れをしていき、変化させてみます^^
ヌメ革のエイジングの経過(2週間後)
ヌメ革を日光浴させてから2週間が経過しました。
どんな風に変わったか、1週間前の画像と比較してみましょう。
いつも窓際で撮影しているため、天気によって写真の明るさなどが変わってしまいますが^^;
さっきも書いたように先週が雨だったので、ちょっと暗めの写真になっていてわかりずらいです。。
2週間経った下の写真の①〜③のヌメ革は明らかに色が濃くなっています。
っていうか1週間と2週間の写真、1週間目の方が暗いですねw
日光浴させている①と②は色の濃さに深みが出ている感じです。
ヌメ革の感じとしては、日光浴させている①と②は磨きはしてなくても、表面に光沢がでています。
③の日光浴なしで毎日みがいているヌメ革は、なんとなく目が詰まってきた感じがします。
光沢の感じは①〜③あまり変わらないですね〜。意外。
毎日磨いている③が一番光沢が出るかと予想してました。
ただ、ずっと日焼けさせ続けているので①と②は表面のカサつきをちょっと気にしていこうと思います。
ヌメ革のエイジングの経過(3週間後)
ヌメ革を日光浴させ始めて3週間が経ちました。
こんな感じに。
あまり大きな変化はないですが、色の深みがでてきたかも?
磨きを入れている③のツヤも先週とあまり変わらない感じです。
それにしても、なにも手を加えてない④は全然変化しませんねw
まだ乾燥の気配はそこまで感じないので、このまま1週間過ごしてみようと思います♪
ヌメ革のエイジングの経過(4週間後)
ヌメ革を日光浴させ始めて4週間が経ちました。
窓際に起き続けているので、使用したときとは変化の仕方が違いますが、4週間たった現在、こんな感じになっています。
先週に比べて、①の色の深みが増したように感じます。
2週目から3週目への変化は、深みが増したかも?くらいだったのに対して、
3週目から4週目の変化は「あら、色の深みが増してる!」とちょっと驚くくらいの違いがありました。
今回、今までの経過を見ていて思ったのは、日焼けさせずに使っていれば③に近い感じで変化していくのでは?ということ。
③だけが摩擦を加えているので、日常で使う感じと一番近いかなと思いますので。
ちなみに、今回が今までで一番同じ色味に撮影することが出来たのでちょっとテンション上がりましたw
4週まできたので、次の5週目からは新しい記事で書いています。
最初の画像と並べて比較していますので、続きが気になる方は
こちらへ⇨ヌメ革ナチュラルの経年変化を画像で大公開!1ヶ月以上日光浴したら…
ヌメ革の手入れや日光浴させることなど、ヌメ革についての当サイトのブログ記事を1ページにまとめていますので「もっとヌメ革のことが知りたい!」と思う方はどうぞです♪
ヌメ革の日光浴を室内で!エイジングの経過を1ヶ月比較実験【画像あり】まとめ
ヌメ革は変化していくのがとても楽しみな革です。
一口にエイジングといっても、自分次第で経年変化の仕方が変わってきます。
どのようにエイジングさせていこうかと悩んでる方の参考になれば嬉しいです♪
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