こだわり抜かれたイルビゾンテのヌメ革。
せっかくのヌメ革を育てるなら、できれば綺麗にエイジングさせたいですよね。
今回は、イルビゾンテのヌメ革を手入れするのとしないのとでは、どのような違いがあるのかを紹介します。
イルビゾンテの革の特徴と、エイジングは汚いのかどうかについても書いています。
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イルビゾンテのヌメを手入れしないとどうなるの?
イルビゾンテは、大手ブランドなのに買いやすい値段帯で、人気のあるブランドです。
特に、若い世代の人はイルビゾンテが好きという人も多いのではないでしょうか。
そんなイルビゾンテのこだわり抜かれた革。
中でも経年変化が分かりやすいヌメ革は、初心者には扱いが難しく感じますよね。
大切に手入れしていきたい人もいれば、マメに手入れしたくないという人もいると思います。
このあたりは「どんなエイジングを、どう思うか?」にもよるので、この記事ではわたし個人の意見として読んでいってもらえたらと思います。
結論から言えば、ヌメ革を綺麗に長持ちさせようと思うと手入れは必要です。
それぞれのブランドや革によって手入れの頻度や使うクリームなどは違ってきますし、変化の見え方には個体差もあります。
ただ、ヌメ革という革の特性は共通していますので、手入れしなければ表面に汚れが蓄積していき、汚いまま黒ずんでいきます。
また、「手入れ」という言葉が何をさすのかも人によって少し違うかもしれません。
過剰に手入れをする必要はありませんが、どんな革にでも必要な最低限の手入れはする方が綺麗に育てていける可能性は高くなることは間違いないと思います。
特に表面の仕上げをしていないナチュラルな状態のヌメ革は、汚れや傷がつきやすいので使用し始めの時は、気を遣ってあげる必要があります。
イルビゾンテの革は、よくも悪くもその人のクセがそのままダイレクトに革に反映されます。
なので手入れしないと手入れしないなりの見た目になりますし、手入れしているとそれ相応の見た目になります。
(手入れの仕方にもよりますけど)
手入れが面倒だと思う場合でも、以下の2点だけは気をつけましょう。
・乾燥しないように気をつける
・汚れがついたら出来るだけ早めにとる
革製品は乾燥してしまうと、自力では潤いを元に戻すことができません。
乾燥してきたな〜と思ったら、保湿クリームを塗ってあげましょう。
ただ注意しておきたいのが、イルビゾンテのヌメ革は頻繁に手入れをする必要はないということです。
過剰な手入れは革にとって負担になりますし、イルビゾンテのヌメ革を使ってみた感想として、しょっちゅう手入れする必要性を感じませんでした。
また、汚れには「とれる汚れ」と「とれない汚れ」がありますが時間が経つと、とれる汚れもとれなくなりますので、できるだけ早く正しい方法で対処しましょう。
もし、自分はあまり手入れとかマメにできないと思うなら、ヌメ革はやめて焦げ茶や黒などの濃い色を選ぶ方が良いと思います。
ちなみにわたしは頻繁ではないですが最低限の手入れをする派です^^
イルビゾンテのヌメのエイジングについて
イルビゾンテのヌメ革はあまり手入れしなくても綺麗にエイジングしているのを見かけます。
先ほども書いたように、乾燥はヌメ革にとってよくないですが、クリームの塗りすぎもまたヌメ革にとってよくないです。
型くずれ防止の芯などが入っていない&柔らかい革というブランドの特徴もあり、クリームを塗りすぎると早い段階でクタクタになってしまうでしょう。
実際に確認したわけではありませんが、おそらくイルビゾンテで使われているヌメ革は2種類以上はあると思います。
同じヌメ革とはいえ、個体や部位や革によって変化の具合も変わってきます。
なので同じ「イルビゾンテのヌメ革」とはいえ同じ飴色になるかどうかは、色が変わっていかないことにはわかりません。
また、イルビゾンテのヌメ革は、エイジングをするスピードが早いことで有名です。
たった1年しか使ってないのに、アンティークのような風合いになっている財布とかもよく見かけますしね。
おそらく、財布とコインケースと鞄はそれぞれ違うヌメ革を使っているように見えます。
(わたしが見る限りなので、違うかもですが^^;)
イルビゾンテのヌメは汚い?
世の中には、ヌメ革のエイジングが汚いと思う人が多数いるのも事実です。
が…
汚れが付着して黒ずんでいるのをエイジングと言っている人が多数いるのも事実です…(´・ω・`)
だから、ヌメ革のエイジングって、持っている本人が満足すればそれでいいと思うのです。
例えば財布は手でよく触るから手の脂がついてエイジングする。だからクリームは必要ない。という意見をよくネット上で見かけます。
個人的な意見ですが、手の脂には手あかなどの汚れも一緒に含まれていると思うんですよね。
なので、手で触るだけでもエイジングして濃い色になっていくとは思いますが、それが綺麗な飴色になるかは別なんじゃないかなって。
焦げ茶ではなく黒にまで変化しているヌメ革は、わたし個人としては綺麗とは思いません^^;
ある一定の濃さを通り越すと、汚れが目立たないほどの濃い飴色になっていきます。
どの程度の濃い色までを自分が綺麗なエイジングだと思うのか?
また、どの風合いまでがエイジングといえるのか?
これは本当に人によって意見が違うので、自分が「味が出て良い」と思っていても人から見ると「汚い」と思われるということも十分あります。
このことが分かった上で、どのあたりまで使っていきたいかを決めるといいと思います。
数年使ってエイジングがかなり進んだら、またイルビゾンテで同じ商品や違う商品を買って新しいヌメを育ててみるのも楽しいかもしれませんし^^
ヌメ革のエイジングと汚れに関しては、賛否両論なので自分でここまではOKという感覚を養っていくことが一番いいと思います♪
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革製品は育てるのが楽しい反面、向き不向きがあると思います。
同じ商品なのに、使っていくと自分だけのものに経年変化するというのは、唯一無二ですよね。
イルビゾンテのヌメ革は、生き物のように変化していきます。
ぜひ楽しんでお気に入りの一つに育てていってくださいね。
参考になれば幸いです^^
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