ハロウィンのランタンを作る黄色いカボチャ。
最近では、ハロウィンカボチャという名前でよく売られているのを見かけます。
あのハロウィンのカボチャって食べられるのでしょうか?
食べれるとしたら、どんな味がするのか気になりますね!
せっかくのカボチャ、捨てるのはもったいないですし、できれば食べてみたいですよね^^
そこで、美味しく食べられる方法もあわせてご紹介♪
ハロウィンのかぼちゃは食べれる?
アメリカのお祭りのハロウィンは、今では日本でも定着しつつありますよね。
スーパーでも、10月下旬になると、心なしかオレンジ色の皮のかぼちゃが沢山売られているような。
日本では「ハロウィンカボチャ」として、だんだん一般的に売られるようになってきていますね。
実は、オレンジ色のかぼちゃは何種類かあるのです。
私たちが普段食べているカボチャのほとんどは皮が緑色をしていますよね。
普段、スーパーで見かける緑色のかぼちゃは
・西洋カボチャ
・東洋カボチャ(ニホンカボチャ)
にわけられます。
一方で、ハロウィンに使うオレンジ色の皮のかぼちゃはで「ペポカボチャ」いう種類に属するアトランティック・ジャイアントというカボチャです。
このアトランティックジャイアントという種類のカボチャは、家畜のエサ用・鑑賞用としてアメリカを主に色々な国で栽培されているそうで、日本でも栽培されていて、最近ではインターネットでも販売されていますね。
日本では、別名「どてかぼちゃ」「ぶたカボチャ」「おもちゃかぼちゃ」とも呼ばれていて、家畜のエサ用として栽培されている品種。
人間の食用ではありませんが、食べることは出来ます。
食べることは可能ですが、ハロウィンの時期にこうして販売されている目的は、やはり食用ではなく「鑑賞用」ということ。
カボチャ品評会のコンテストやお祭りで、大きさなどを競ったりしているニュースを見たことがある方も多いのでは?
このアトランティックジャイアント、中には600~800キロを越すくらいに育てられることもあるそうですよΣ(゚ロ゚;)
アメリカの友人に聞いてみたところ、アメリカでもあまり食べる人は少なく、どのくらい大きく育てられるかをチャレンジしてる人が多いようです。
このように、大きく育つことから牛や豚などのエサにされているということだったんですね〜。
普段わたしたちが食べているカボチャはとっても固いので、あんなに色んな形にくり抜くのは至難の業です。
そう、ハロウィン用に栽培されているかぼちゃは、中身が柔らかく、ナイフで削りやすいのです。
ちなみに、このハロウィン用のカボチャと同じ「ペボカボチャ」の仲間としてズッキーニがいます。
なんとなく「あ〜」と思った方もいるのでは^^?
ハロウィンのかぼちゃの味は?!
ということで、ハロウィンで使うオレンジ色のカボチャが食べられることはわかりました。
次に気になるのは、もちろんお味の方ですよね。
オレンジ色のカボチャは、アトランティックジャイアント以外にも様々な種類がありますので、一概には言えませんが、
ここではハロウィンでよく使われているアトランティックジャイアントについて、詳しく掘り下げていこうと思います♪
先ほども書いたように、このアトランティックジャイアントというかぼちゃは、わたしたちが普段食べているかぼちゃと比べると、とっても柔らかいんです。
実が柔らかいかぼちゃはあまり美味しいとはいえません…
いつも食べている緑の皮のかぼちゃでも、実がべちゃべちゃのものよりも、ある程度しっかりとした固さがあり、ホクホクと食べれるものの方が美味しいですよね。
固さだけでなく、水っぽく、甘さもあまりありませんので、人間が食べても美味しいとは言えない味のようです^^;
特に日本人は風味やコクを好みますので、風味の少ないこのカボチャは人によってはまずいと感じるかもしれません。。
ズッキーニと同じ種類で「あー」と思った方はピンときたかもしれませんが、カボチャの味に近いというよりも、きゅうりや冬瓜のようにあっさりとしているようです。
かぼちゃ=甘いのイメージが強いので、余計に味がない…と感じてしまうのかもしれませんね^^;
でも、アメリカではちゃんとこのカボチャを調理して食べることもあるようですよ!
ハロウィンのかぼちゃの上手な食べ方は?
ハロウィンのかぼちゃのレシピをクックパッドなどで探してみても、使われているカボチャはだいたい普通のかぼちゃです^^;
なので、ハロウィン用のアトランティックジャイアントを使って、同じレシピで作っても完成後、がっかりする可能性が高いのでは。。
では、どのようにすれば美味しく食べられるのでしょうか?
かぼちゃ本来の美味しさといえば、やっぱり甘さや風味ですよね。
アトランティックジャイアントは水っぽく甘くないことから、普段のかぼちゃのように煮炊きするのには向きません。
煮炊きして美味しく食べるには、水っぽくおすすめではないです(._. )
かぼちゃから素材の味があまりしないということは、調味料を使って味を足していくしかありません。
上手な使い道としては、ハロウィンにちなんでパンプキンパイにするのがオススメです。
アメリカではハロウィンにパンプキンパイを食べる習慣があり、
ハロウィンのランタンを作るときにくり抜いた中身でパンプキンパイのフィリングを作る人も中にはいるそうです。
また、ペースト状にすることで、歯ごたえも気にならなくなりますし!
②砂糖・牛乳・生クリーム・牛乳・バニラエッセンスと混ぜて
③よく冷ます。
④ ③をパイ生地に包んで焼く。
ポイントは裏ごしすること。
裏ごしして、繊維をなくすことで、口当たりのいいフィリングを作ることができます♪
パイ生地は市販のものを使うと簡単にできますし^^
アトランティックジャイアントは甘みや風味が少ないので、味を見ながら砂糖を多めにするといいですね。
あと、風味を足したいときにはココナッツミルクやシナモンをいれるのも相性が良く、オススメです!
必ず味見をして、フィリングが美味しくなるまで調味料で調節してくださいね!
このアトランティックジャイアントは、かぼちゃの素材を活かした食べ方よりも、手を加えて美味しく食べるというように考える方がいいです♪
せっかくのハロウィンカボチャ、頑張って美味しく作ってみて下さいね^^
ハロウィンのかぼちゃは食べれる?味は?上手な食べ方をお教えします♪まとめ
かなり日本でも浸透してきたハロウィンは、ちょっとワクワクするお祭りですが、
食卓でも少しハロウィン気分を味わえると、より楽しいですね♪
使い道に困ってしまったら、パンプキンパイ作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか〜☆
参考になれば幸いです♪
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