ご飯が固くてまずいと、せっかくのお弁当が楽しみでなくなってしまいますよね。
今回は、お弁当を冷蔵庫に入れるとご飯が硬くなってしまうことについてまとめています。
お弁当のご飯を柔らかく、冷めても美味しく食べれる方法をご紹介♪
美味しいお弁当を楽しめるように今までとちょっと変えて、一工夫してみましょう^^
お弁当を冷蔵庫に入れるとご飯が硬い!
毎日のお弁当作り、大変ですよね。
前日の夜に炊いたご飯を、お弁当に詰めて冷蔵庫で朝まで保管すると朝がとても楽になります。
でも、冷蔵庫に入れておいたお弁当のご飯って固くなってしまいませんか?
ご飯は炊けてから、少しずつ水分が蒸発して固くなってしまいます。
それを冷蔵庫に入れると、さらに固くなって美味しくなくなってしまうんですよね。
また、お米が持っている成分である、デンプンは2℃〜3℃くらいのときに老化が進みやすくなるといわれています。
一般的な冷蔵庫は1℃〜5℃に設定されていると思われるので、冷蔵庫でのご飯の保管はもろにお米の老化を早めてしまっているのですね^^;
逆に、これより低い温度で保存するとご飯が固くなるのを防ぐことが出来るということになります。
なので、お弁当に前の夜ご飯に炊いたご飯を使いたい場合には、一度炊きたてを冷凍して、朝あつあつにチンしてからお弁当につめるのがオススメなんです。
が、朝は忙しくてお弁当のご飯をチンして冷ましてる時間なんてナイ!という方もいますよね。
のちほど、ご飯の炊き方をちょっと工夫するだけでお弁当のご飯を美味しく炊くコツを紹介しています。
また、お弁当に保冷剤をいれて保管するときも、水分が飛んでしまったりご飯の老化が進み、美味しくなくなってしまいます。
わたしも食中毒が心配で、前日の夜に詰めたお弁当を冷蔵庫で保管して、次の日に保冷剤を入れて旦那にカチカチのお弁当を食べさせていましたw
レンジもない職場なので、さすがに可哀想でしたが、保冷剤の大きさを変えてみたりご飯の入れ方を変えることで冷えすぎて固いお弁当じゃなくなりましたよ^^
こんな風に、あまり冷やしすぎると固くてまずいお弁当になりかねません…^^;
ちなみにご飯がカチカチになるほど、お弁当を冷やす必要はありませんので、こちらの記事も参考にしてくださいね。
関連記事お弁当の保冷剤が必要なのはいつから?気温は何度くらいから?お弁当のご飯を柔らかくするには?
お弁当のご飯が固くなってしまうと食べずらいですよね。
ご飯の炊き方を変えてみることで、時間が経ったお弁当のごはんでも柔らかく食べることが出来ます。
いくつか方法がありますので、順番に紹介していきますね。
炊くときの水の量を変える
一番簡単な方法は、ご飯を炊くときに少し多めのお水を入れて炊く方法です。
単純に、ご飯が固くなるのは水分が少ないということですので、あらかじめ多めの水分でご飯を炊くことで、時間が経っても今までよりも柔らかく食られます。
炊くときにお酒、みりん、はちみつを加えてみる
お米の成分を上手く利用して、糖類やトレハロースを加えるという方法もあります。
みりん→お米一合に対して大さじ2分の1
ハチミツ→お米二合に対して小さじ1
糖分の含まれているお酒、みりん、はちみつをいれることで、お米が柔らかくふっくらと炊けるといわれています。
さらに、ハチミツは保水力があり、水分をご飯の中に閉じ込めることでふっくらと柔らかく炊くことができます。
また、コンビニのおにぎりが冷めていても(それなりにw)美味しいのは、ご飯にサラダ油を混ぜて炊いているからだそうですよ。
これを家でも応用して、お米を炊くときに2滴ほどの(炊く量は関係なし)サラダ油を入れると、お米の一粒一粒がコーティングされて、冷めても美味しく食べられると言われています。
どれも炊きあがりに味が変になったりすることはないので、ぜひ試してみて下さいね♪
お米の品種を変えてみる方法
お米は、冷やご飯に強い品種もあり、そういったお米で炊いたご飯は冷めても美味しいんです^^
有名なお米は「ななつぼし」「ゆめぴりか」「ひとめぼれ」「コシヒカリ」だと冷めても、もっちり感があるので美味しいと言われています。
ちなみにわたしが前日に詰めても美味しく思うお米の品種は、佐賀県のさがびよりです。
さがびよりは、お米の一粒一粒がはっきりしているので、冷めてももちもちしていてお弁当にはとっても最適なお米だと思います^^
九州以外の人はお店で買えないと思うので、通販で購入するか近くのお店に売っている、違う品種を試してみるといいかもしれません♪
また、さきほども書いたように前日にお弁当に詰めてしまうのではなく、夜に炊いたご飯を一度冷凍することで、次の日のお弁当のご飯が固くなりにくいです。
朝に時間がちょっとでもとれそうな方は、炊きたてのご飯を冷凍して、朝に解凍するのがオススメですよ。
もし朝にチンするときは、お酒を軽く振ってからチンすると固くなりにくいのでやってみてくださいね。
次は今家にあるお米にちょっとしたコツで美味しく炊ける、冷めても美味しいご飯の炊き方を紹介します♪
お弁当のご飯で冷めても美味しい方法は?
お弁当に入れるご飯、冷めても美味しく食べられる炊き方を紹介します。
まず、ご飯を炊くときには必ずお米に水を入れますよね。
その水を入れた状態で長く置いておく(浸水しておく)ことで、お米のデンプンが分解されて糖ができ、柔らかく炊けると言われています。
まずはお米を研ぐとき、お弁当に入れるご飯なら、いつもより2回ほど多く水を換えましょう。
そうすることで、味は淡白になってしまいますが、ご飯が傷みにくくなります。
洗ったら、3分ほど水切りをします。
このときに、時間を置きすぎないよう注意しましょう。
お米を炊き始める40分〜1時間以上前から炊飯器の中にお米と炊く分の水を入れておいておきます。
冬なら2時間ほど浸水しましょう。
お米は保存できるように、乾燥させた状態にしてあります。
沢山のお水を吸わせることで、ツヤツヤの柔らかくて美味しいご飯を炊くことができるんですよ^^
実は、これはお弁当じゃなくてもやっておきたい美味しいお米の炊き方なんです*^^*
ぜひ実践してみてくださいね!
関連記事お弁当を前日に詰めるときは冷蔵庫なら朝はそのまま?温め直しが必要?お弁当を冷蔵庫に入れるとご飯が硬い!柔らかく冷めても美味しいコツまとめ
どうしても朝は時間がないので、できるだけ前日にお弁当をすませておきたいですよね。
お弁当のご飯は、一工夫することで美味しく食べることが出来ます。
ぜひ参考にしてみてくださいね^^
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