暑い時期のお弁当の食中毒対策、色々考えますよね。
そこでお弁当に保冷剤を入れる方も多いと思いますが、お弁当の中が結露していること、ありませんか?
お弁当の結露によって、おかずやご飯が傷んでしまいそうで心配ですよね^^;
そこで今回は保冷剤を入れる時の結露や水滴について詳しくまとめています。
また、保冷剤を使う時のお弁当を腐らせないコツや保冷剤代わりになるものも紹介しています♪
お弁当の保冷剤の結露って大丈夫?
夏や梅雨などは気温が高く、お弁当も傷みやすく保冷剤を使う人も多いと思います。
保冷剤を入れたお弁当のフタの内側が結露していること、ありますよね。
お弁当は水分があると傷みやすくなってしまうのに、食中毒予防として入れている保冷剤で結露してしまっては、余計に傷みやすくなってしまう気がしますよね^^;
お弁当の内側やフタに汗をかいてしまい、水滴がついてしまう原因は「温度差」によるもの。
空気中の水分は温度が高いと多くなり、保冷剤のように冷たいものに冷やされることによって水滴となります。
暖かいままのお弁当にフタをして、凍らせた保冷剤と一緒に置いておくと必然的に結露することになります。
ということは、お弁当の温度と保冷剤の温度を近くすることで、結露するのをできるだけ防げるということになりますよね。
なので、お弁当はしっかりと冷ましてからフタをしましょう。
ただ、温かいままのお弁当よりも冷やしたお弁当の方が、保冷剤による結露は少なくなりますが、保冷剤よりも温度の高いお弁当は絶対に結露しないとは言い切れません。
じゃあその結露が必ずしも食中毒になってしまうか?というとそうではありません。
お弁当でお腹を壊してしまう原因は、食材が傷んでしまい食中毒になる雑菌が増えること。
もちろん、お弁当の内側に汗をかいて水分ができてしまうことにより、おかずやご飯が傷みやすくなります。
でも食中毒になる雑菌が増えるには、増えやすい温度や湿度などの条件が必要。
この菌が繁殖しやすい気温は30~40℃といわれていて、その温度にお弁当が上がらなくするために保冷剤が便利で一般的に使われているんですね。
ということは、この温度以下の状態を保冷剤を入れることで保てるなら、お弁当の内側の結露の影響はそんなにないと考えていいと思います。
色々な状況があると思うので絶対とは言い切れませんが、
実際にお弁当の結露や保冷剤による結露でお弁当が傷んでいたら、学校や運動会、外回りのサラリーマンなど色々な状況でお弁当を食べている人達は皆お腹を壊していると個人的には思います^^;
ただ、気をつけたいのは結露した状態からお弁当の温度が上がってしまうとお弁当は傷みやすくなります。
あくまでも菌が繁殖できない「低温」の状態であることが必要ですのでご注意を。
このように、条件によってはお弁当の内側に結露があっても大丈夫な場合もありますし、腐敗の原因となってしまう場合もあるということです。
お弁当をしっかり冷ますことで結露を少なく出来ますし、
結露があまりにも多い場合には、保冷剤が大きすぎるか冷たすぎるということも考えられます。
お弁当が冷えすぎてないかどうかも一つの目安になりますよ。
関連記事お弁当の保冷剤が必要なのはいつから?気温は何度くらいから?それでもやっぱり結露でお弁当が腐らないか心配なら、抗菌シートを使うのがオススメです。
100均のお弁当グッズコーナーにも置いてありますが、お弁当の上にのせてフタをすると、抗菌作用でお弁当が傷みにくくなります。
ワサビやカラシなどの天然由来で、お弁当の鮮度を維持してくれる優れもの。
ただ、すでにお弁当内についた菌の殺菌作用はありませんので、できるだけ菌をつけないように、お弁当を作るときから意識しておきましょう。
最近では、食品用アルコール除菌フードキーパーなどもあり、安心してお弁当に蓋ができるようになりました。
お弁当の保冷剤の水滴対策!
お弁当に保冷剤を入れていると、お弁当の内側に汗をかくだけでなく保冷剤自体からの水滴がついてしまいますよね。
そうなると、お弁当袋&お弁当&保冷剤がびしょびしょに濡れることに^^;
この経験は、お弁当に保冷剤を入れている方には結構多いんじゃないかなって思ってますw
これも先ほどの、お弁当の内側の結露と同じで「温度差」があることによって、お弁当袋が濡れるほどの水滴が発生してしまうんです。
なので、お弁当を冷ましておくというのは、大前提として保冷剤から出てしまう水滴をつきにくくする方法をいくつか紹介していきます。
まず一つ目は、水滴がつきにくく、濡れにくい保冷剤を使うこと。
結露防止タイプの保冷剤があるので、それを使うことで保冷剤が濡れてしまうのを防げます。
ときどき、ケーキについている保冷剤で、表面がザラザラしている布のような素材の保冷剤がありませんか?
それが結露防止の不織布タイプの保冷剤です。
これだと保冷剤自体も濡れないし、保冷しているお弁当も濡れないので、お弁当袋が水滴で濡れてしまうのを防ぐことができますよ^^
また、家にある保冷剤を吸水性のいいもので包むことで、保冷剤からでる水滴でお弁当袋の中が濡れてしまうのを防げます。
保冷剤を包むのによく使われるものとしては
・小さめのハンドタオル
・ジップロック
・ビニール袋
などがあります。
ただ、それぞれに善し悪しはやっぱりありますね^^;
キッチンペーパーは薄いので、保冷剤の効果を損なうことがなく使えます。
ただ、あまり水滴が多いとキッチンベーパーも濡れてべしょべしょになってしまうので、結果的に同じことになる可能性もあります。
キッチンペーパーで保冷剤を包む場合は、ケーキ用の小さい保冷剤なら2枚ほどを巻いて輪ゴムでとめておきましょう。
また、ハンドタオルは保冷剤からの水滴はつきにくいですが、生地が厚くなってしまうので保冷効果が低くなってしまいます。
なので、保冷剤を今よりちょっと大きめにするか、個数を増やすようにすると保冷効果は損なわずに、お弁当袋の中が濡れてしまうということも防げると思います。
ビニール袋やジップロックに入れても水滴がついてしまう場合もありますが、キッチンペーパーで包んでビニール袋に入れるなど、色々と組み合わせてやってみてくださいね。
ちなみに、保冷バッグに入れているのに保冷剤を入れると保冷バッグごと濡れてしまうという場合。
それは保冷バッグの効果がないということです^^;
保冷バッグは、保冷バッグの内と外を断熱することで保冷バッグ内の空気を冷やしていますが、断熱効果がなくなってしまうことで水滴がついているんです。
常温のコップに冷たいジュースを入れると、コップの周りに水滴がつくのと同じで、保冷バッグの外側が冷えてしまい、気温との温度差によって保冷バッグごと濡れてしまっています。
なのでその場合には保冷バッグを新しいものに変えることで、保冷剤のせいで水滴がつくのを防ぐことができますよ^^
お弁当の保冷剤の代わりになるのって?
お弁当の保冷剤、そんなに入れるほどでもないかな?という時は、保冷剤の代わりになるようなものがあれば便利で安心ですよね。
最近では、冷凍おかずをそのまま入れて保冷剤の代わりにする人が多いようです。
どんなおかずを凍らせればいいの?と思うかもしれませんが、
簡単に考えてみて下さい。
スーパーに売っている冷凍食品は、(当たり前ですが)全部冷凍されてますよね?
ということは、それと同じおかずはお弁当の冷凍おかずになるってことです♪
代表的なところでは、
からあげ、ハンバーグ、ミートボール、焼き魚、スパゲッティ、シュウマイなど。
お弁当用で、自然解凍で食べれる冷凍食品はたくさんありますし、スーパーでチェックしてみてくださいね^^
また、子供へのお弁当なら、ミニゼリーや首都圏の人にはおなじみ?のミナツネのあんずボーなどの凍らせられるおやつを入れている人もいますよ^^
お弁当の保冷剤の結露や水滴を防ぐ方法は?代わりにはコレがおすすめ♪まとめ
梅雨から夏にかけての暑い日のお弁当は、よく冷やしたいから保冷剤がより効くようにしておきたいですよね。
保冷剤の入れ方やコツをちょっと知っておくだけで、より安心なお弁当になります。
参考になれば幸いです♪
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