山鉾巡行のおすすめの場所や見どころ情報!場所取りは何時から?

京都の祇園祭は毎年多くの見物客でにぎわいます。

山鉾巡行の基本情報をもとに、オススメの見る場所を詳しくご紹介。

見どころをおさえる場所取りについてや、何時頃に行っておくといいかをまとめています。

山鉾巡行を見に行くのに、ぜひ知っておきたい情報をまとめました♪

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山鉾巡行のおすすめの場所は?

祇園祭の山鉾巡行は「動く美術館」といわれるほど、豪華な山鉾が京都市の中心部を3時間ほどかけてゆっくりと練り歩きます。

山鉾巡行は7月17日の前祭りと24日の後祭りがあります。

前祭りには23基全てが動くので、2014年に復興した後祭りよりも人気があり、当日はとっても混雑します。

ここでは人出の多い、前祭りの山鉾巡行について詳しく紹介していきますね。

祇園祭の山鉾巡行の基本情報

全国から(近年では世界中から)山鉾巡行を見にくる人が沢山います。

効率よくまわらないと、真夏の京都はかなりの気温になりますので、しっかりと下調べしておくことをオススメします!

日程&時間:7月17日 朝9時から13時頃まで

所要時間:約3時間

山鉾巡行のルート:四条烏丸出発→四条河原町→河原町御池→新町御池→各鉾町へ

山鉾巡行の順番:毎年7月2日に行われる「くじ取り式」によって順番が決まります。
※先頭が長刀鉾、他にも順番が決まっている鉾もあります。

有料観覧席:御池通りには有料観覧席が設けられます。

歩行者天国:17日の前祭りには、歩行者天国は設けられません。
山鉾が歩くための車両通行止めにはなりますが、屋台の出店もありません。

山鉾巡行は朝9時から、四条烏丸にある長刀鉾を先頭に動き出します。

山鉾巡行の人気スポットとしては、

・四条河原町
・河原町御池
・新町御池

この3ヶ所は山鉾巡行の見どころである「辻回し」が見物できます。

(「辻回し」についてはのちほど詳しく説明します)

特に、四条河原町の交差点は一番人気で、TVなどのメディア関係の撮影場所でもあるため、人がものすごく多いです。

歩道に人がギュウギュウになり、身動きがとれず時には命の危険を感じてしまうほど^^;

あと、四条河原町の交差点付近は全てアーケードになっていて屋根があるため、後ろの方だと鉾の上の方まで全部を見るのは難しいとかなーと思います。

山鉾巡行の見どころの1つである辻回しが見たい方は、河原町御池か新町御池あたりの交差点近くがオススメの見学場所。

河原町御池と新町御池は、歩道が広く見渡しもいいので背の高い鉾を見渡しやすいと思います。

また、先頭の長刀鉾が一番人気があり、長刀鉾を見たい人は山鉾巡行のスケジュールが進んでいくにつれて徐々に見物客が動くので、だんだんと少なくなっていきます。

最初の方は後ろで見ていても、前の人が抜けたら少しずつ前の方へ行くと、途中からでも最前列で見ることが出来る可能性がありますよ!

(その際、無理に人を押しやって前に進むのは危険なのでやめましょう)

特に人ごみが苦手な方は、新町御池の方が混雑具合はマシかと思います。

ただ、烏丸御池で町内へ帰ってしまう鉾もあり、全ての山鉾は見れませんがゆったりと見れますし、京都の祇園祭の雰囲気を味わうにはとてもオススメの場所です。

地元の人もここで見る人も多く、近くにコンビニや木陰もあるので、ゆっくり見たい方は新町御池の交差点付近がいいかもしれません。

新町御池に着く頃には疲れてみえる曳手さんもいますが、山鉾巡行の最後の見どころスポットとなっています。

ちなみに新町御池へは、地下鉄の二条城前で下りて歩くと人が少なめですよ。

それぞれの交差点から離れれば離れるほど人ごみは解消されていきますので、

・河原町三条あたり
・御池通の順路方向(西方向)

に向かうほど、混雑は少なくなります。

また、御池通りの寺町通りから新町通りの間には、有料の観覧席が設けられます。

解説や熱中症対策のミストつきの席もあるので、座ってみたい方は予約を検討してもいいかもしれません^^

ただ、一度座ると席から動くことはできないことが予想されるので、有料観覧席をとるほどでもないわーという方は有料観覧席後ろの最前列を狙ってみて下さい。

観覧席の最前列なら、前の方は皆座っていて見やすいのでオススメですよ♪

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山鉾巡行の見どころはココ!

祇園祭の中でも、山鉾巡行は一番大きな行事です。

風情のある京都の雰囲気と、大勢の人で興奮が最高潮に達するのも味わうことができるので、忘れられないお祭りになるでしょう♪

その中でも、特に見ておきたい山鉾巡行の見どころをいくつかご紹介。

辻回し

四条河原町・河原町御池・新町御池は大きな交差点になっていて、見どころの1つである「辻回し」を見ることが出来ます。

「辻回し」は、10トン以上もある山鉾を方向転換するために青竹を敷いて水を道路にまき、扇子やうちわで鐘の音と調子を合わせて山鉾が交差点を曲がれるように導きます。

一回で30度ほど動かすと成功といわれていて、1つの交差点を曲がり切るのに3〜4回ほど行れることが多いです。

大きな鉾がグイーーーっと回される姿に、大きな歓声がわきますよ。

上手くまわれる鉾もあれば、やり直す鉾もあったりで見ているだけでもドキドキします。

くじ改め

四条烏丸を出発した山鉾は、くじ改め処とされている関所にて一旦止まります。

くじ改めが行われるのは四条通と堺町通りの交差点付近、大丸があるあたりです。

ここでくじ改めという、くじ取り式によって決まった順番で巡行していることを確認する儀式が行われます。

これを確認して読み上げるのは奉公といわれる京都市長さんなんです^^

ここも人気の観覧スポットで、多くの人がくじ改めの場所で見学するためかなり混雑します。

また「くじ取らずといって」順番の決まっている8基の山鉾は関所にて奉公に会釈のみをして進んでいきます。

注連縄切り

山鉾巡行の見どころのもう1つは、注連縄切りとよばれる儀式です。

お稚児さんといわれる少年が長刀鉾の上で、四条麸屋町の交差点に張られた注連縄を刀で切ります。

このお稚児さんは「神の使い」とされていて、四条烏丸の交差点で、肩に担がれた状態で長刀鉾に乗り込み、新町御池にて鉾を下ります。

このように、儀式の行われる場所は人気でかなり混雑します。

祇園祭の山鉾巡行は場所取りは何時から?

祇園祭は、おそらく行ったことのない方の想像以上に混雑します^^;

もし辻回し・くじ改め・注連縄切りなどの見どころを良い場所でみようと思うと、場所取りが必須ですが、

先ほどオススメした、新町御池あたりだとすいているので場所取りが必要というほどではありません。

一番混雑する四条河原町などと比べると、混雑はマシですがそれでも11時ころには沢山の人が新町御池に集まってきます。

新町御池に先頭の山鉾が到着するのは11時半頃ですので、それまでゆっくりすることができますね。

一方で、四条烏丸や四条河原町は報道陣も早朝5時頃からスタンバイするほど。

さらに近年では外国人観光客もかなり多くなっていて、規制が厳しくなってるんですよね。

恐らく6時前には四条河原町の見たい場所にいないと、いい場所では見れないと思われます。

御池通も四条通ほどではありませんが、9時に山鉾巡行が始まるときには見たい場所にいる方が良いと思います。

9時頃には、地下鉄のアナウンスが市役所前へうながすこともあり、河原町御池の市役所前あたりに人が集まってきます。

御池通りを山鉾が通るのは10時半頃なので、8時半までには到着しておくといいですね。

四条通と御池通を結ぶ河原町通は、あまり早朝から並ぶことはありません。

9時頃に行っても、わりと人が少ないでしょう。

山鉾巡行のおすすめの場所や見どころ情報!場所取りは何時から?まとめ

祇園祭は京都の夏の風物詩。

京都はとっても暑い時期ですので、人ごみとで体調が悪くならないように熱中症対策をしっかりとしてくださいね!

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