身内に不幸があった場合、
お歳暮は送っても良いのでしょうか?
喪中はなにかとバタバタと忙しくなるため、
お歳暮まで気が回らず年が明けてしまう
場合もあると思います。
また、送るのが
年明けになってしまう場合、
のしはどうしたらよいのかを
まとめました。
相手が喪中の場合は関連記事から
https://started-affiri-shiho.com/344.html
喪中にお歳暮は送っても良いの?
まず、喪中であってもお歳暮は送って良いです。
そもそも、お歳暮とは
日頃、お世話になっている方に感謝を伝える
習慣です。
感謝の意味である
「ありがとうございます」であり、
お祝い事の
「おめでとうございます」ではないのです。
そしてお歳暮は仏事、慶事と関係ありません。
また、季節のご挨拶として
「お元気にされていますか?」という
気持ちを込めて贈るものですので
喪中でもお歳暮は送って大丈夫となります。
ですが、
喪中ハガキを出している場合であれば
先方も事情を察してくれることでしょうし、
逆に喪中の方からお歳暮が届いた。と
気を遣う方もいるかもしれません。
基本的には喪中でもお歳暮は送って大丈夫
とされていますが、
中には喪中の方からの
贈り物に良い気持ちを持たない人も
いるようですので
気をつけたいところではあります。
近年では地域や家族の考えなどの
違いもありますので
送る・送らないを
自分で判断して良いということになります。
喪中のお歳暮のマナーは?
四十九日を過ぎてから送る
四十九日法要が終わるまでは
忌中となりますのでお歳暮は
贈らないようにしましょう。
忌中とは…
特に、死後の四十九日間。
のし紙・水引に気をつける
通常の紅白の水引はおめでたい印象が強いので
水引はなし、水引の印刷がされたのし紙も避けましょう。
白い奉書紙(無地ののし紙)か白短冊にしましょう。
表書きは「お歳暮」として大丈夫です。
ちなみにこれが奉書紙
奉書紙 60k4切判(100枚)【当日発送可】【印刷用紙】【和紙】【版画用紙】 |
年が明ける場合は寒中見舞いにする
お歳暮は一般的には
関東地方では12月1日頃から20日頃まで
関西地方では12月10日頃から20日頃まで
となっています。
通常、お歳暮は12月25日頃までに
送るとされているので
この日までに四十九日が済んでいない場合は
松の内が明けてから
「寒中見舞い」もしくは「寒中御伺い」
として品物とお葉書を送りましょう。
もしそこまでの余裕がなければ
喪中ハガキを出していれば
相手の方も理解してくれると思いますので
悲しみにくれ、お歳暮を送れる程の
余裕がない場合は
贈らなくても良いとされています。
喪中にお歳暮は送っていい?マナーは?のしは?まとめ
- 喪中でのお歳暮は送って大丈夫
- 四十九日を過ぎてから送る
- のし紙・水引に気をつける
- 年が明ける場合は寒中見舞いにする
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