鯉のぼりを出す時期はいつ?子供に教えたくなる意味や由来も紹介!

子供の日の鯉のぼり、堂々としていてかっこいいですよね。

そこで今回は、鯉のぼりを飾る時期は具体的にいつなのか?と子供にも聞かせてあげたくなるような由来や鯉のぼりを飾る意味を簡単にご紹介します♪

お子さんにも鯉のぼりにまつわるお話を聞かせてあげると喜びますよ^^

そもそもなぜ鯉なのか、知っていますか?

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鯉のぼりを出す時期はいつからいつまで?

近年では、あまり大きな鯉のぼりを見かけなくなっていますね。

日本の伝統的な行事の1つであるこどもの日に鯉のぼりを見れないのはすこし寂しい気もします。

このようになくなりつつある鯉のぼりを上げる行事も、せっかくやるならちゃんとしたいですね。

まず、外に飾る鯉のぼりは正確にはいつ出して、いつしまうのがいいのか気になりますよね。

一番簡単なのは、ベランダや庭に準備だけしておいて、周りの家庭でも上げ始めたのを確認してから上げることです。笑

これ、あなどれないですよ!

伝統行事は地域によって差があることが多いので、周りにならう。ということはとても大切なんです。

ですが、周りに鯉のぼりをあげない場合もありますし、ちゃんとした日にちがあるのかも気になりますよね。

鯉のぼりを出す日は?

実は鯉のぼりには、飾る日にちの具体的ないわれはないんです。

先ほども書いたとおり、伝統行事は地方によって大きく変わり、一部の地域では6月に端午の節句があり、鯉のぼりもこの時期にあげるという風習もあるくらい。

また、逆に早い地域では3月の節句が終わってすぐに鯉のぼりを上げるところもありますが、このように限定されていない地域では以下を目安にするといいですよ。

・春のお彼岸があけてから

春のお彼岸は、春分の日の前後3日間です。
春分の日は毎年日にちが変わりますが、だいたい3月中旬となります。

・4月1週目の日柄の良い日

4月の清明の時期がよいという風習もあります。

清明の日とは毎年4月5日頃で、万物がすがすがしく美しいころとされていますので、
新しいことを始めるのに良い日なんですね。

また、大安の日を選ぶのも良いですよ。
鯉のぼりを上げるのは、お祝いごととされているので、出来れば日柄の良い日に上げましょう。
 
 
ということで、早い家庭だとだいたい3月中旬くらいから上げていることとなります。

もし、春の彼岸をすぎても周りの家庭でも見当たらず3月から上げるのは早いかな?と思う方は、4月に入ってからあげても大丈夫ということです。

また、思い出したのが遅かった!という場合でも、こどもの日の5月5日の1週間前にはあげたいものです。

5月人形に関しても鯉のぼりと同じ日で大丈夫ですよ^^

鯉のぼりをしまう日は?

鯉のぼりを片付ける日も、出す日と同様に明確な決まりはありません

子供の日が終わったらすぐに、という家庭もありますし5月の中旬〜末まで、と家庭によりさまざまなようです。

節句は季節の節目を祝うことに意味がありますので、こどもの日が過ぎると飾る意味が薄れていきます。

片付ける日も、天気がよく空気の乾いている日を選びましょう。

こちらも、周りで飾ってる家庭があればそちらを目安にするといいですよ。

鯉のぼりの由来は?

では、なぜ鯉のぼりを飾るようになったのでしょうか?

なぜ鯉のぼりを飾るのか?そもそもなぜ鯉なの?と

子供の素朴な疑問に答えられるように由来と意味を知っておきましょう。

鯉のぼりの由来は江戸時代にまでさかのぼります。

鯉のぼりの一番上についている5色のヒラヒラを吹き流しといいますが、もこの吹き流しが元となっているといわれています。

この吹き流しは祭り事のときに、山や田んぼから神様を招く目印として使われていました。

また当時、武家の間では男の子が生まれると玄関に【のぼり】というものを飾っていました。

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これが武家だけでなく、一般の身分の低い人たちにも広まりましたが、 身分の低い人たちは、この神聖な吹き流しを飾ることがゆるされなかったのです。

そこで、この武家との差別化をしたかった身分の低い人たちは、どうしようかとあれこれ考えました。

そしてたどりついたのが、中国の伝説の「竜になった鯉の話」です。

「竜になった鯉の話」とは
中国の黄河に非常に流れの強い竜門といわれる滝があり、この滝を登りきると竜になれるという言い伝えがありました。

この滝はとても危険で他のどんな魚も登りきれなかったのに、鯉だけが登りきり、竜になったという中国の伝説の竜のお話です。

こうして、庶民達は武家が使う【のぼり】に鯉の絵を描いて飾るようになりました。

これが鯉のぼりの由来です。

鯉のぼりを飾る意味は?

では、鯉のぼりが鯉になった由来はわかりましたね。

でもそもそもナゼ鯉のぼりを飾るのでしょうか?

鯉のぼりを飾る意味を説明していきますね。

まず、武家に男の子が誕生すると玄関に【のぼり】を飾っていたのは、

神様に「災いを払ってこの子をお守りください」という気持ちや、「男の子が生まれました。ありがとう」という気持ちがあったとされています。

そして、「竜になった鯉の話」から庶民はその【のぼり】に、

鯉のように強く、立派に成長して欲しい。という願いを込めて絵を描き飾るようになりました。

ですので、鯉のぼりをこどもの日に飾る意味は

「我が子も健康に大きくなって立派に出世して欲しい」という気持ちが込められているということです。

男の子の誕生を祝い、立派に成長することを願う良いお話ですね。

なんだか鯉のぼりがより特別なものに思えてきましたね♪

ぜひお子さんにも話してあげましょう^^

おすすめの鯉のぼりをまとめた記事も参考にしてくださいね。

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鯉のぼりはいつからいつまで?子供に教えたくなる意味や由来も紹介!まとめ

最近では室内に飾る家庭も多いですが、外に上げる鯉のぼりって雄大でキレイですよね。

ぜひ1日でも長く飾って、子供が健やかに成長するように、願いをかけておきましょう^^

子供が自分自身のために!!と喜んでくれるといいですね☆

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