たけのこのあく抜きに失敗してしまった…
舌がピリピリしたり「えぐみ」が強くて、タケノコが食べられない!!
となると、せっかく下茹でしたタケノコが台無しになってしまいますよね^^;
そこで今回は、タケノコのあく抜きに失敗した原因とえぐみの消し方を紹介します。
美味しく食べられる料理方法もありますので、エグいでもタケノコでも捨てないで!!
筍のあく抜きに失敗する原因は?
スーパーで美味しそうなたけのこを買ってあく抜きしたけど、たけのこ特有のアクが抜けきってない…
せっかく美味しいたけのこ料理を作って食べようとしていたのに、これでは残念ですよね。
わたしもちゃんとあく抜きをしたはずなのに、あくが抜けきらずにえぐみが残ってしまったことあります。
舌がピリピリして食べられなかったです^^;
アクにはえぐみの元となる成分物質があるので、しっかりとあく抜きすることが必要。
たけのこのあく抜きに失敗してしまう原因で、次の4つで思い当たることはありませんか?
日にちの経ったたけのこだった
たけのこは掘ってから時間が経つにつれて、空気に触れる時間が長くなり、結果的にあくが強くなります。
スーパーで売っているたけのこは、店頭に並ぶまでに1日ほど経っていることもあり、売っている時点でアクが強くなっていることも。
その場合、長時間の下茹でをしてもえぐみが残ってしまうことがあります。
たけのこの下茹で時間が短かった
あく抜きに失敗したたけのこの下茹では、どのくらいの時間 下茹でしましたか?
基本的にたけのこのあく抜きは水の状態から沸騰させて、1時間くらいの下茹でが必要といわれています。
下茹で時間が短いとアクが残ってしまいますので、それがえぐみとなり食べずらくなってしまいます。
ガス代がもったいないからとケチってしまうと、結局タケノコも食べられず損してしまうことに^^;w
たけのこの下茹で後にすぐ食べた
たけのこのあく抜きは、火にかけるだけではなく火を止めた後も重要。
下茹でしたままの鍋でゆっくりと冷ましていく過程で、あくが抜けていきます。
半日〜1日くらいを目安に放置することで、あくがより抜けてきます。
下茹でしてからすぐに引き上げてしまうと、あく抜きに失敗してえぐみがたけのこに残ってしまうことも。
なので基本的には、下茹でした次の日以降に食べるようにしましょう。
たけのこの下茹でを皮なしでした
本来たけのこの下茹では、皮をつけたままでも皮を向いてからでも可能です。
ですが、皮付きのままゆでることでたけのこの美味しい香りを逃がさないような役割もあるんです。
なので、皮をむいてしまって皮なしのたけのこを下茹ですると、たけのこ本来の香りが薄れてしまい、えぐみが際立って感じてしまうこともあると考えられます。
たけのこのえぐみを消す方法!
えぐみの残ったたけのこでも、どうにかして食べたいですよね。
あまりにもえぐみの強いたけのこは、完全にえぐみを感じなくするのは難しいかもしれません。
どうしてもえぐみのあるたけのこは、料理に使う前にもう一度新しい水で下ゆでしましょう。
まずたけのこを使う料理の形に切り、料理に使う前にもう一度水から茹でることで、さらにあくを抜き直すのです。
わたしは20~30分ほど下茹でしていますが、茹でれば茹でるほどたけのこの風味や食感が抜けてしまうんです。
小さく切っていることで、火の通りが早くあくも抜けやすいので、途中で食べてみて下さい。
えぐい感じもなく、ピリピリ感もなければ火を止めてOKです!
茹でている途中で、まだまだあくが出てくることもあります。
あくが結構出ると思いますので、おたまですくってとっておくとなおよし。
その後は、通常どおりのタケノコ料理を作りましょう。
このときは冷まさなくても大丈夫です。
この方法で、結構しっかりあく抜きができると思いますよ^^
また、重曹を入れて茹でるのも、たけのこのあく抜きには重曹も効果的。
重曹の成分でたけのこのアクをぬくことができるのです。
ただ、たけのこのあく抜きに重曹を使うときには、デメリットもありますので注意が必要。
関連記事たけのこのアク抜きにぬかがないときの代用は?あく抜き方法も紹介
たけのこにえぐみがある時の料理方法
えぐみが残ってしまったたけのこを料理しても、えぐみは抜けません^^;
濃い味付けでなんとかごまかして…と思っても限界がありますよね。
そんなときは、油を使ったおかずに料理し直してみましょう。
油はたけのこの周りをコーティングしてくれたり、高温であくを消してくれるといわれています。
ただ、あくの強いたけのこは、噛んでいくうちにえぐみを感じてしまう可能性もあります^^;
たけのこの天ぷら
えぐみの強いたけのこを美味しく食べるなら、一番のオススメは天ぷらです♪
煮物にしたたけのこでも、天婦羅にすると既に味がついているので、意外と美味しく食べられるんですよ^^
やってみるとわかるのですが、次からも味付けしてから天婦羅にしようかしら。と思うくらい美味しいですw
あと、水で溶いた天婦羅の衣にあおさ(青のり)や山椒を少し混ぜてから揚げるのもオススメ。
衣につけたあおさや山椒の風味で、たけのこのえぐみをごまかしてくれますし、風味がたけのことよく合うんですよ〜^^
たけのこの唐揚げ
さきほどの天婦羅と同じ感じですが、天ぷら粉ではなく片栗粉をつけて揚げるとたけのこの唐揚げになります。
これも調理後のえぐみの残ったたけのこが美味しく食べられるので、おすすめです。
味がついていない場合は、塩をふっておくか、揚げてから塩をつけて食べてもいいでしょう。
かつお節をたけのこにあえて、片栗粉をつけてから揚げているレシピも見たことがあります。
ボウルに、たけのことかつお節を混ぜて絡めておき片栗粉をつけておきましょう。
なるべくタケノコとかつお節が一緒になるように油の中へ入れると、かつお節のサクサク感と風味も楽しめるそうですよ!
とっても美味しそう!!今度 我が家でもやってみようと思います*^^*
たけのこのバタームニエル
また、バターを使った料理もえぐみの残ったたけのことも相性がいいですよ。
スライスしたたけのこに塩こしょうして、小麦粉を薄くつけてバターで焼くだけ!
味付けずみのたけのこなら、塩こしょうはしなくてOK。
たけのこのえぐみが、バターの美味しい風味に変わってくれます。
大きいサイズに切ると立派な一品おかずになりますよ♪
筍のあく抜きに失敗するのはなぜ?えぐみを消す方法と料理方法はコレ!まとめ
せっかくのタケノコがえぐくて食べられないのは、とてももったいないですよね。
今回紹介した方法のどれかで、きっとたけのこを美味しく食べられると思います。
ぜひ参考にして、春の味覚を楽しんで下さいね♪
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