鏡餅は一定の期間飾っておくものなので鏡開きをしたらカビが生えていた!
という事は結構あると思います。
昔から鏡餅は鏡開きをして有り難く頂くものとされてきましたが、
カビの生えた鏡餅を食べる事は出来るのでしょうか?
今回はカビの生えた鏡餅を食べようかどうしようかと悩んでいるアナタに
鏡餅に生えたカビの取り方とカビの部分を取れば食べれるのか?
カビの生えた鏡餅の食べ方をまとめましたので
悩んでいる方は参考にしてくださいね!
鏡餅にカビの取り方ってあるの?
鏡開きをして食べようと思ったら鏡餅にカビが生えていた場合のカビの取り方は
・包丁でカビの部分を削る、切り取る
・水をつけながらたわしでこする
・カビの部分を削り、水に浸けて冷蔵庫におく(数日置く場合は水を毎日入れ替える)
お餅を水に浸けておく方法を水餅といいますが、カチカチになったお餅も柔らかく、とろとろになります。
水に浸けておく事でカビが生えにくくなり、長持ちしますよ。
また、そのままだと鏡餅はかたくて包丁で切りにくいですよね。
本来は包丁を入れる事はよしとされていないのでカナヅチで割るのですが、
カビの生えた鏡餅をカナヅチでガーン!とやるとそれだけでカビの胞子が飛び散る気がします…><
カチカチのかたい鏡餅を切りやすくするには、
水で濡らした鏡餅をラップで包み、お皿にのせてレンジで30〜40秒チンします。
レンジによって強さが違うので、様子を見ながら柔らかくなるまでチンして、
カビの生えた部分を切りましょう。
この時、ラップをしないとカビ菌が飛び散りますので必ずラップをして下さいね!!
では、この目に見えるカビを取っただけでカビの生えた鏡餅は食べても良いのでしょうか?
鏡餅にカビが生えたら捨てるべき?
実は、カビは目に見えるところだけではなく内部で菌糸を張り巡らせています。
これはカビの胞子が色んなところに付着し、目に見えていないところまで菌が繁殖していることになります。
この増殖したカビには毒のあるものもあり、食べる事でアレルギーや食あたりを引き起こす原因になります。
火を通すと菌も死ぬのでは?と思う気持ちもわかりますが、熱に強いカビ菌というのも世の中には存在しますので殺菌ということも出来ない可能性があります。
カビの生えたパンは食べますか? と同じ事です。
昔より今は家の中が暖かく、冬には活動しなかった菌の種類でも活動的になっているという背景があり、どうしてもカビが生えやすくなってしまいます。
このカビには発がん性物質のあるものも検出されています。
なので食べれるかどうかといえば、食べれます。が、
表面にカビが見えているということは、内部には根深いカビ菌が増殖しているということになるので食べずに捨てる事を強くオススメします。
ここまで読んでも、それでも「年神様の宿る聖なる鏡餅だから捨てられない!」と思う方は自己責任で食べてくださいね・・ヾ(・∀・;)
こちらの記事に正しく鏡餅を捨てる方法を書いていますので参考にどうぞです
鏡餅にカビが生えた時の食べ方は?
それでもやっぱり縁起ものだから捨てられない!という思いの方にカビの部分を取った鏡餅の食べ方をご紹介します。
鏡餅は餅つきから日数が経っているのでかたくなっていると思います。
なので柔らかく食べたい場合は、お雑煮で煮るのが一番簡単です。
固いまま食べる方法は
・揚げ餅、あられ
細かく切って揚げる。
または、天日干しをしてから揚げてあられに。
塩をふるか、お醤油につけて食べましょう。
おせんべいにする場合、薄くするのは難しいので細かく切るだけでよいですよ。
・水餅にした場合
水餅は柔らかく薄く切る事が出来ます。
餅ピザにしたり、おぜんざいに入れたりとカチカチの鏡餅よりも使いやすくなります。
薄く切った水餅をフライパンに水を入れて焼くだけでも、とろとろの水餅焼きが出来ますよ♪
鏡餅のカビの取り方ってあるの?捨てるべき?食べ方ってある?まとめ
結論としては、カビの生えてしまった鏡餅は食べない方がよいですね^^;
ですが、食べ物を大切に思う気持ちはとっても良いものだと思いますので、
もし食べようと思っている方は十分注意して食べて下さいね。
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