しめ縄やしめ飾り・門松・お正月飾りですが、最近では鏡餅もプラスティック製で出来ているものもよく見かけますよね。
腐ったりしない素材だし、来年もまた使ったほうがエコなのでは?と思ったり
ちょっとお値段の高いものを買って何年か使い回してもいいのかな?と思う方もいると思います。
でも使い回してバチが当たったら嫌だし^^;と悩みますよね。
そこで今回は正月飾りは再利用しても良いのか?
再利用してもいいなら保管はどうすればいいのかをまとめましたので参考にしてくださいね♪
正月飾りは再利用してもいい?使い回せる?
本来、お正月飾りのしめ飾りやしめ縄、門松、鏡餅は毎年新しいものを新調しますよね。
今は時代の流れとして色々な風習が個人の考えによって変わってきていますので、
あまりこだわらなくてもいいと考える方も少なくないです。
なので、再利用しても良いかどうかの決まりがある訳ではなく、個人個人の気持ちや考え方によるという風潮が強くなっています。
クリスマスのツリーやリース、干支の置物とは違い、縁起物として捉えるかどうかにもよりますが、
もし、あなたがあまり信仰心が強くなく、正月飾りをお正月の雰囲気のインテリアとして
考えるタイプであれば再利用や使い回しをしても良いでしょう。
再利用する場合でも何も知らずに使い回すよりも、知識として風習や意味を知っておいて
損はないと思いますのでナゼ昔から毎年正月飾りを新しくする風習があるのかを簡単に説明しますね^^
年神様は「稲の神」「田の神」ともいい、正月飾りの稲わらの中に宿ります。
この年神様が宿るのは新しい稲わらで古い稲わらには寄りつかないといわれています。
お正月のお餅やお神酒も原料は米ですよね。
その米に神様が宿り、体内に入れることで神の力をありがたく頂戴するということでもあります。
そして、正月飾りのある間に家に滞在していた年神様が左義長やどんど焼きと呼ばれる
儀式の煙に乗って田や山へお帰りになる。という考えが元になっている風習です。
本来、正月飾りは年神様を招いたり、目印とするもので家に滞在していただく神聖な
行事ですので毎年新しくして神聖なものを使う事が良しとされています。
ということで、しめ飾りや鏡餅や門松など正月飾り本来の意味を考えると、毎年新しくすることの理由がよくわかると思います。
ですが、冒頭でも書いたように、今はリースのものやデコレーションして可愛くしている正月飾りを作ったり買ったりする人も多くなっていますので
その場合は正月飾りというよりもインテリアとしての特性が強いと思います。
使い回しや再利用をすることが必ずしも悪い事ではないので、毎年買うのがもったいない
と思う方は数年使えるものを使用してもいいですし、
やっぱり新しいものの方がいい気がしてきた!という方は
正月飾りの正しい処分方法で処分し、また来年は新しいものを準備しましょう。
正月飾りの正しい処分方法はこちらの記事を参考にしてくださいです。
→正月飾りの処分はいつするの?自宅でも出来る?神社に持っていくべき?
正月飾りを来年も使う保管方法は?
正月飾りに使われている素材で生ものと人工的な素材とを組み合わせている場合もありますので、きちんと確認しましょう。
- しめ縄・しめ飾り
カビが生えたり、虫がわいたりして使えなくなってしまいます。
保管する際に一番気をつけなければいけないのが、湿気と虫がつかないようにすること。
橙や、生花がついている場合は外します。
こちらはどうしても腐ってしまいますので残念ながら使い回しは出来ません。
また、ついビニール袋に入れてしまいがちですが、ビニール袋は湿気を誘う原因になってしまいます。
なので袋には入れないで置いておく方が風通しがよくなり、カビが生えにくくなります。
ホコリよけの布や新聞をかぶせる程度でよいでしょう。
そしてお菓子等についているものでいいので、シリカゲルなどの乾燥剤と防虫剤を一緒に入れておきましょう。
梅雨や夏、もしくは保管場所によっては湿気がたまりやすくなりますので、
わらの隙間に乾燥剤や防虫剤を挟んでおくとより安心ですよ。
次に使用するのは1年後と思うときちんとしておきたいですね。
- 門松
大きな生門松は、購入したところで引き取りをしてくれる場合もあるのでそちらに御願いしましょう。
造花の門松であれば、ホコリをはらい、箱などに入れて風通しのよい日陰に置いておきましょう。
- 鏡餅
ホコリを軽くはらって風通しの良い場所に置いておきましょう。
また、生の鏡餅は再利用しない方が良いです。
見た目にはなくても内側から少なからずカビがはえます、そのカビは内部でカビ菌を張り巡らされますのでどんどん増えていきます。
正月飾りは再利用してもいい?使い回せる?来年も使う保管方法はコレ!まとめ
今では色々な正月飾りが売られていたり、アレンジするのも流行っていますよね。
お気に入りの正月飾り、再利用したい方は上手に保管して来年も使えるようにしておきましょう!
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