福岡県田川市の川渡り神幸祭は、全国でも珍しいお祭りの一つです。
たくさんの山笠が川の中に入っている姿は、他の地域のお祭りでは見ることができません。
そこで今回は田川市の川渡り神幸祭をもっと楽しめるように、魅力や見どころを紹介します。
オススメのスポットも紹介していますので、当日楽しんで下さいね♪
川渡り神幸祭の見どころは?
福岡県の五大祭りとされ、県指定無形民俗文化財の第一号に指定されている田川の川渡り神幸祭。
川渡り神幸祭は2基のおみこしと11基の山笠が一斉に英彦山川へ入っていき、川の中での競演が最大の魅力だと(個人的にw)思っています。
色とりどりの「バレン」と呼ばれる飾りのついた11基の山笠が、大きく激しく揺らしながら動く姿は圧巻の一言です。
関連記事田川の川渡り神幸祭の時間&日程は?駐車場や混雑具合は?川渡り神幸祭の見どころをおさえて、お祭りをしっかり堪能しちゃいましょう♪
川渡り神幸祭の魅力といえばおみこしと山笠の川渡りが一番なのですが、川に入る前も後も楽しめる要素がたくさんあるんです^^
ここでは、川渡り神幸祭をより楽しむための見どころを紹介していきます。
・風治八幡宮から降りてくるおみこし
お祭りの重要なおみこしですが、風治八幡宮境内を練り歩いたあと、川へ向かうために境内から降りてきます。
風治八幡宮の境内へいくには、階段があります。
伊田駅前の風治八幡宮から、大きなおみこしを担いで降りてくる姿には圧倒されますよ。
おみこしが風治八幡宮から降りてくる時間は
1日目14:00~
となっています。
・山笠にバレンを立てる姿
1日目の土曜日に、それぞれの地区から集まってきた山笠は、伊田駅から伊田郵便局前までの通りにずらっと整列します。
そこで川に入る準備をするのですが、このときに山笠の一番上の大きくてカラフルな飾りである「バレン」を立てます。
このバレンはとても大きく、毎年多くの見物客がバレンを立てるのを見守っています。
すんなりとバレンが上がる山笠もあれば、なかなか上がらずに苦労する山笠も。
大きな山笠の上に大きなバレンが開いたときには大きな歓声があがりますよ。
郵便局の前の通りから見上げてもいいですし、風治八幡宮の階段を上って左側から見ると、上から見下ろすことができます。
・山笠が川に入る瞬間
バレンを立てた山笠が英彦山川に順番に入っていくのですが、この入る瞬間がとてもかっこいいので、ぜひ見て下さいね。
伊田駅の前の通りを真っ直ぐ川の方へ歩いていくと、新橋という橋にでます。
この新橋の、伊田駅側の河川敷の川に向かって坂が降りているところから山笠が川に入っていきます。
川に入っていく坂の終わりあたりにいると、写真も撮りやすいのでオススメです。(人が多いですが)
川に入る直前に、河川敷を山笠が大きく「がぶり」ながら勢いをつけて走っていくのはかなり迫力があります。
※がぶりとは、山笠を大きく揺らすこと。
川渡り開始の時間は
1日目(土曜) 15:30~
2日目(日曜) 13:30~
となっています。
・川の中での競演会
英彦山川に入った山笠が一列に並び、お旅所(新橋を渡った向こう側)に向かって一斉にがぶりをします。
これはもう、他のお祭りでは絶対に見られないと思う程の迫力。
お旅所の方に山笠の正面が向いているので、競演会が始まる前に川を渡ってお旅所側でスタンバイしておくのがオススメです♪
・夜のお旅所&英彦山川
1日目に川から上がったおみこしと山笠はお旅所で一泊するのですが、夜になると山笠がライトアップされてとてもキレイなんです。
それぞれの山笠を写真撮影するもよし、お旅所の屋台で美味しいものを食べるのもよしで、夜も楽しめます。
また、英彦山川の河川敷にはずらーっとかがり火がともされて、ちょっと神聖な雰囲気も楽しむことができますよ♪
川渡り神幸祭の魅力は?
川渡り神幸祭は、おみこしや山笠がメインになっていますが、実は獅子楽も魅力の一つなんです。
この神幸祭では「獅子が舞わねば神輿が動かぬ」という言葉のとおり、風治八幡宮での獅子楽のあと、神輿が出発します。
可愛い子供達が一生懸命になっている姿は見逃せません♪
獅子楽奉納のスケジュールは、
1日目(土曜)
13:30~ 風治八幡宮境内
15:00~ 風治八幡宮側の河川敷
17:30~ 川を渡った側のお旅所
2日目(日曜)
12:00~ お旅所前の広場
16:30~ 風治八幡宮境内
となっています。
結構迫力がありますし、どれかのポイントで見れたら、ぜひ見てくださいね。
また、11基の山笠以外にもう一つ「踊り山笠」という山笠があります。
これは伊田駅前の商店街付近のみで見られる山笠で、女の子が山笠の上で踊りを踊ります。
とても優雅で可愛らしい山笠はこの1基だけなので、ぜひ伊田商店街のアーケードでの踊り山笠も見てみてくださいね♪
毎年1日目の午前中からお昼くらいにあるようですので、要チェックです。
川渡り神幸祭のおすすめ鑑賞スポット
さきほどもちょこちょことオススメのスポットを紹介しましたが、ここでは写真撮影にも映える鑑賞スポットをご紹介。
個人的に絶対見ておきたいポイントは、川に入る瞬間の山笠かなと思います。
川に入るのは両日ありますので、両サイドの河川敷の、坂が川につかっているところ付近がベストポジション。
1日目は、お宮側の河川敷(風治八幡宮側)にある、階段の一番端っこが撮影スポットにはオススメです。
2日目は、お旅所側の河川敷で坂を降りたあたりが迫力満点で見ることができます^^
また、川の中に臨時の橋が設置されて、記者やTVなどの報道陣がたくさんカメラを並べるスポットがあります。
そちらに向かっておみこしや山笠が記念撮影をするので、ここもオススメですが、三脚を立てたプロアマカメラマンがひしめき合います^^;
川に入っている山笠の全体を見るなら、伊田郵便局の横の細い通りを川に向かっていくと、番田橋という橋に出ます。
この橋からは少し距離がありますが、全体が見渡せるので面白いですよ♪
あとは、お旅所側に有料観覧席がありますが、こちらの前の階段もオススメです。
有料観覧席と放送席が並んであり、お旅所の方へ向かっておみこしや山笠が正面を向くことが多いです。
さきほど紹介した競演会も、お旅所の方が正面になりますし。
あと、この階段近くがオススメの理由の一つに、両河川敷の階段に座っている人に向かって、山笠の方がお餅を投げてくれることがあります。
縁起がいいお餅として、持ち帰るといいことがありそうな気がしますね^^♪
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田川で一番大きなお祭りの川渡り神幸祭は、近隣の地域からも見に行く人も居るくらい有名なお祭りです。
楽しめるポイントがたくさんあるので、しっかり楽しんでくださいね♪
参考になれば幸いです。
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