京都の祇園祭でいただける、ちまき。
ここでは、長刀鉾のちまきの飾り方を詳しく紹介します♪
一軒家とマンションの場合に合わせた飾り方をしましょう。
長刀鉾のご利益についても書いていますので、最後まで楽しんで読んでくださいね♪
長刀鉾のちまきの飾り方!
長刀鉾のちまきは、山鉾の中でも一番人気といわれています。
ちまきは1年間ご利益が有効とされていますので、ぜひご利益を受けれるように飾りましょう。
来年の祇園祭まで八坂神社の神様が家を守ってくれると思うと、心強いですよね。
長刀鉾のちまきは、『長刀鉾』と書いた包装紙のような紙と、『蘇民将来之子孫也』と書かれた短冊状のお札がちまきの束に巻き付けてあると思います。
これは外さずに、そのまま飾り付けます。
もし外れていたら、上の方に横向きに巻き付けてあるところがあると思うのでそこに挟むか、家にあるヒモなどで巻き付けてとめておきましょう♪
もし無理そうなら、ちまきの横に貼っておくだけでも良いと思いますよ^^
特に決まりはないので、とりあえずこの形にすれば大丈夫です。
今年も長刀鉾のちまき買えました。 pic.twitter.com/PUvs9NoM7L
— 青空 (@ao_cielo) July 6, 2023
祇園祭のちまきを飾る場所は?
次に長刀鉾のちまきを飾る場所について紹介します。
祇園祭で販売されているちまきは、どのちまきも玄関に飾るとされています。
一軒家の場合は、軒先・玄関ドアの外側の上枠・玄関のドアの外側に飾っている家が多いです。
玄関のドアの外枠につけるときも、ドアの外側に直接つけるときも左右から真ん中あたりにつけるといいですよ。
高さなどに決まりはありませんが、できるだけ高い位置のつけやすい場所やひっかけられる場所にしましょう。
引っかけ方は、
・ヒモで吊るす
・粘着のフックにかける
・釘やネジを打って、引っかける
など、自宅で出来る方法で大丈夫です♪
祇園祭のちまきの飾り方でマンションの場合は?
マンションの場合、壁に傷がつけられなかったり、玄関の外のドアに飾れない場合もありますよね。
そういった場合は、玄関を入ってすぐのところに飾りましょう。
目につきやすい場所に立てかけても大丈夫です。
祇園祭のちまきを飾るときに大切なのは、目のつきやすい玄関に飾ること。
家に入る入り口付近ならどこでもご利益はあるとされています。
あまり難しく考えずに飾って大丈夫ですよ♪
祇園祭で長刀鉾のちまきのご利益は?
祇園祭で販売されている、長刀鉾のちまきにはどんなご利益があるか知っていますか?
長刀鉾のちまきのご利益は「厄除け・疾病除け」とされています。
鉾の一番上には名前の通り「大長刀(おおなぎなた)」が飾られていますよね。
この大長刀は「三条小鍛冶宗近作(さんじょうこかじむねちか)」という刀を作る職人が、娘の病気が回復することを祈願して八坂神社に奉納したものと伝わっているそうです。
大永2(1522)年、神様のおつげによりこの大長刀を鉾先に飾ったところ、当時流行っていた伝染病(疫病)がおさまったことから、大長刀には疫病邪悪を祓うという逸話があるといわれています。
このことから、大長刀のついた長刀鉾でいただけるちまきには厄除けと疫病除けのご利益を頂けるようになったんですね。
また、長刀鉾は古来から「くじ取らず」といって、祇園祭の重要な行事である山鉾巡行の先頭と決まっています。
山鉾の先頭ということや大きくて高くそびえ立つ山鉾の姿からも、人気の高い理由がよくわかりますよね!
ひときわ風格がある長刀鉾のちまきというお守りにあやかって、各家庭を守ってくれることを祈りながら飾りましょう^^
わたしの実家でも、長刀鉾のちまきが飾ってある年は玄関付近に並々ならぬ雰囲気がが漂っている…ような気がします笑
長刀鉾のちまきの飾り方!マンションならどこ?ご利益も紹介♪まとめ
長刀鉾のちまきを買えた年は、ほんと嬉しいですよね〜!
ぜひ玄関に長刀鉾のちまきを飾って、一年の健康と幸福を祇園祭の神様から守ってもらいたいですね^^
お役に立てれば幸いです♪
コメント