とうとうヌメ革を日光浴させ続けて1年が経過しました。
今回は、1年間も日光浴させたヌメ革の変化の具合を詳しく見ていこうと思います!
エイジングはどうなったのか、気になりますね〜^^
ヌメ革をエイジングさせるときのコツも、経過を見ながらご紹介♪
これまでの記事を読んでいない方は、前回分までを先にどうぞ!
ヌメ革の日光浴の変化を公開♪
ヌメ革を日光浴させて、1年が経過しました…!
ヌメ革といってもハギレ4枚をそれぞれ違う状態にしておき、日光浴をさせてきました。
実際に使っているわけではないので、実際に使う財布や鞄とはちょっと違って特殊な日光浴にはなりますが、途中で手入れをしたりした結果の違いなどは普段使いのヌメ革製品の参考にもなるかと思います。
これまでのヌメ革の日光浴の記事がまだの方はこちらからどうぞ。
>>ヌメ革の日光浴を室内で!エイジングの経過を1ヶ月比較実験【画像あり】
>>ヌメ革ナチュラルの経年変化を画像で大公開!日光浴を2ヶ月したら…
>>ヌメ革のエイジングをブログで公開中!日焼け3ヶ月目はこんな感じに!
>>ヌメ革のエイジングは汚い?!日光浴4ヶ月目にはこうなった!
>>ヌメ革の日光浴を日陰で半年やってみた!エイジングの経過具合は?
ヌメ革の日光浴を1年させた変化は?
わたしは今回、ヌメ革のハギレを自宅の窓際に置いて日光浴させてきました。
最初の4ヶ月間は一週間の変化を写真に撮って上記のページに載せているので、ぜひ最初から見て下さいね^^
今回使用している4枚のヌメ革の説明を改めてしておきます。
4枚それぞれの条件を変えて、どう変化していくのかをみています。
4枚のヌメ革は
②日光浴のみ
③日光浴なし、毎日布で磨く
④なにもしない
となっています。
ただ、③の「毎日布で磨く」は5ヶ月しか続きませんでした^^;
それからはただ室内(③と④は蛍光灯です)に置いているだけの状態です(たまに上に物を置いてるときも…オイw)
ちなみに①と②は、直射日光もあたりますが、基本的に夕方の短い時間をのぞきずっと日陰になる状態の窓際です。
それでは1年間日光浴させ続けたヌメ革がどうなっているのか、見てみましょう〜!
ジャジャーン
思ったより半年前と変わってないですかね?w
とりあえず細かく解説をしていきますね。
①はこの1年で3回ニートフットオイルを塗っています。
一番最後は1ヶ月前に塗りました。
ちょっと近くによってみましょう。
これ、色味の違いわかりますか?
・①と②は日光に当てている(日光浴させている)
・③と④は部屋におきっぱなし(日光浴なし)
これ、それぞれ2枚ずつ比べてみると
日光を当てた方は黄味がかった茶色になっていて、日光にあてていない2枚は赤っぽくなっています。
カメラやモニターの具合もあって、実際にはもう少し茶色っぽい感じではありますが、上の2枚と比べると赤みのある感じになっていると思います。
使っていくと、②に近くなっていくのかもしれないですが。
早くエイジングさせたい人は①と②の方法がオススメです。
わたしはどちらかというと、ゆっくりエイジングを楽しみたい派なので、③の感じから使っていきたいタイプですね^^
このあたりは好みなので、この結果が参考になればと思います。
ただ、ヌメ革は自然の素材なので、それぞれの革によってクセや変化の具合は違いますので、この結果と全く同じになるとは限りません。
最近、イルビゾンテのナチュラルヌメの小銭入れを購入したので、この結果を参考にクリームなしで磨きのみでしばらく使っていこうと思いま〜す☆
この記事で使っているニートフットオイルはこちらです。
ヌメ革をエイジングさせるコツとは?
ヌメ革を綺麗にエイジングさせるコツって、手入れにかかってると思います。
クリーナーとかクリームとか、防水スプレーとかの革製品のケアグッズって本当にたくさんありますよね。
でも、革に適したクリームを塗って乾燥させないこと。これが一番革にとって重要です。
人間のお肌と一緒で、革も元々は動物の皮。
乾燥するとカサカサのバキバキになって荒れてしまいます。
生きていれば細胞が再生して、元通りの綺麗な皮膚にすることが可能ですが(これが俗にいうターンオーバーですね)
皮革というのは生きてはいないので、クリームを塗って保湿してあげないと乾燥が進んでしまいます。
多少の乾燥は大丈夫ですが、ひどく乾燥してしまった革は元には戻せないのです。
なので、まずは乾燥させないこと。
クリーナーで汚れをとってあげること。
あと、財布とかだと指で触る場所ばっかり色が濃くなっていくと思います。
これはその人のクセが革に反映されていて、唯一無二のヌメ革になっていってる証拠。
やっぱりヌメ革は表面を磨いた方がツヤが出て綺麗です。
使っていくと嫌でも摩擦が起こるので、いつもこすれる部分などはツヤが出てくると思います。
ヌメ革の表面に摩擦を起こすメリットは、ツヤだけではなく表面の目が詰まって革の表面が強くなります。
表面が強くなるということは、なにもしないよりも水分が染み込みにくくなるしツヤは出るしでいいことづくめですね。
やっぱり革製品はお手入れ大事。
ヌメ革を綺麗に育てたいなら、定期的なお手入れは必須ですね!
ヌメ革のエイジングについては一言では説明しきれないので、それぞれ細かく記事にしています。
気になるところをかたっぱしから読んでみてください♪
ヌメ革のエイジングを早める方法って?
などのヌメ革に関する詳しい記事はこちらにあります。
関連記事ヌメ革の日光浴やエイジングについてのブログ記事まとめページ
ヌメ革の日光浴での変化を公開【1年経過】エイジングのコツとは?まとめ
ヌメ革を1年も日光浴させている人なんて、他にいないと思いますがw
綺麗にかっこよくエイジングさせていきたいのは、ヌメ革の製品をもっている皆が思うことなんじゃないでしょうか^^
ヌメ革の特徴を知っていると、全然知らないで使っていくよりも、扱いやすくなります。
ぜひ他の記事も読んで、ヌメ革について今よりもっと詳しくなってくださいね。
少しでも参考になれば幸いです♪
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